即時エンコードと遅延エンコードとは?
即時エンコードと遅延エンコードとの違いは、スナップショット モードによって撮影された画像をファイルに出力するタイミングにあります。
スナップショット モードへの移行は、ICAMERA_RecordSnapshot() 関数によって行います。
このとき即時エンコードに設定されていると、BREW は撮影した画像をファイルに出力した後で、コールバック関数の呼び出しを行います。
つまり、画像の撮影とファイルへの出力を、ICAMERA_RecordSnapshot() 関数のみで行うことができるのです。
一方、遅延エンコードに設定されていると、BREW は静止画の撮影を行うとファイルへの出力は行わずにコールバック関数の呼び出しを行います。
ファイルに出力する場合は、コールバック関数などで ICAMERA_EncodeSnapshot() を呼び出します。
つまり、遅延エンコードが設定されている状態で撮影された画像をファイルに出力する場合は、ICAMERA_RecordSnapshot() と ICAMERA_EncodeSnapshot() をこの順に呼び出す必要があります。