異なるバージョンの SophiaFramework を同時に使う
異なるバージョンの SophiaFramework を同時にインストールして使うことができます。
(ライセンス上の問題はございません)
アプリをコンパイルするときに読み込むヘッダファイルとライブラリファイルを、直接指定する限り問題は起きません。
SophiaFramework 3.0 以降はインストーラがいくつかの環境変数とレジストリを設定します。また、VisualStudio C++ 6.0 / .NET 2003 の環境設定ファイルを編集し、アプリウィザードなどの機能拡張モジュールをインストールします。
旧バージョンがインストールされている状態で新バージョンをインストールすると、これら設定が上書きされる可能性があります。
複数バージョンをインストールする場合の具体的な手順は、
1.SophiaFramework 2.x をインストールします。
2.SophiaFramework 3.x をインストールします。
(インストーラの設定でカスタムインストールを選択し、
ヘッダファイルとライブラリ、リファレンスなど必要最小限の
ファイルだけインストールします。)
3.SophiaFramework 4.x をインストールします。
(インストーラの設定で標準インストールです。)
4.この状態では、アプリウィザードや機能拡張モジュールは
4.x のものが利用できます。
5.古いバージョンの SophiaFramework を参照するアプリは、コンパイル時の
ヘッダファイルやライブラリのパスを直接指定します。