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SFBResourceCtl
IResourceCtl インターフェースのラッパークラスです。
#include <SFBResourceCtl.h.hpp>
class SFBResourceCtl : public SFBQuery;
SFMTYPEDEFWRAPPER(SFBResourceCtl)

継承図

SFBResourceCtl クラスの継承図

バージョン

BREW 2.0 BREW 2.1 BREW 3.1 BREW 4.0
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参照

BREW API IResourceCtl

メンバ

パブリック関数
SFCError Acquire( UInt32 reason , UInt32Ptr status )
リソースの制御権を取得します。
UInt32 Acquire( UInt32 reason )
リソースの制御権を取得します。
SFCError CanAcquire( UInt32 reason , UInt32Ptr status )
コール側がリソースを制御できるかどうかを問い合わせます。
UInt32 CanAcquire( UInt32 reason )
コール側がリソースを制御できるかどうかを問い合わせます。
SFCError Free( UInt32Ptr status )
リソースを開放します。
UInt32 Free( Void )
リソースを開放します。
UInt32 GetStatus( UInt32Ptr status )
リソースの現在の所有権のステータスを取得します。
UInt32 GetStatus( Void )
リソースの現在の所有権のステータスを取得します。
SFCError OnStatusChangeNotify( UInt32 statusMask , SFXCallbackPtr callback )
リソースのステータスが変わった場合に、コール側がコールバックを受信できるようにします。
SFCError SetRelinquishCtl( AEECLSID* clsidList , SInt32 count )
他のリクエスタからリソース確保の要求があった場合にリソースを明け渡すことを許可するかどうかの判断を行う条件群を、ClassID、グループ ID、および RESCTL_REASON のリストの形式で設定します。
SFCError SetRelinquishCtlAll( Void )
リクエスタに無条件でリソースの取得を許可するよう、制御の移行リストを設定します。
SFCError SetRelinquishCtlNone( Void )
リクエスタによるリソースの取得を禁止するための制御の移行リストを設定します。
SFCError QueryInterface( AEECLSID clsid , VoidHandle handle ) (SFBQuery から継承)
このオブジェクトからの別の API を問い合わせます。
SFCError QueryInterface( AEECLSID clsid , SFBBaseSmpPtr handle ) (SFBQuery から継承)
このオブジェクトからの別の API を問い合わせます。
SFBBaseSmp QueryInterface( AEECLSID clsid ) (SFBQuery から継承)
このオブジェクトからの別の API を問い合わせます。
Void Self( AEECLSID clsidReq , SFBQuerySmpPtr clone , AEECLSID clsidImp ) (SFBQuery から継承)
オブジェクトを単一インターフェースで実装するときに使います。
SFBQuerySmp Self( AEECLSID clsidReq , AEECLSID clsidImp ) (SFBQuery から継承)
オブジェクトを単一インターフェースで実装するときに使います。
プロテクト関数
static
SFBBaseSmp
FactoryByCreate( AEECLSID id , SFCErrorPtr exception = null ) (SFBBase から継承)
指定したクラス ID のインターフェースのインスタンスを生成します。
static
SFBBaseSmp
FactoryByQuery( SFBQuerySmpConstRef query , AEECLSID id , SFCErrorPtr exception = null ) (SFBBase から継承)
指定したクラス ID のインターフェースのインスタンスを指定した SFBQuery インスタンスを使用して生成します。

SFBResourceCtl::Acquire
リソースの制御権を取得します。
[ public ]
SFCError Acquire(
    UInt32 reason      // リソースを要求または保持する理由
    UInt32Ptr status   // リソースの現在の RESCTL_STATUS
);
[ public ]
UInt32 Acquire(
    UInt32 reason   // リソースを要求または保持する理由
);

戻り値

  • 成功したとき: SFERR_NO_ERROR
  • 失敗したとき: AEEError.h で定義されているエラー値

参照

BREW API IRESOURCECTL_Acquire | SFBResourceCtl::Free


SFBResourceCtl::CanAcquire
コール側がリソースを制御できるかどうかを問い合わせます。
[ public ]
SFCError CanAcquire(
    UInt32 reason      // リソースを要求または保持する理由
    UInt32Ptr status   // リソースの現在の RESCTL_STATUS
);
[ public ]
UInt32 CanAcquire(
    UInt32 reason   // リソースを要求または保持する理由
);

戻り値

  • 成功したとき: SFERR_NO_ERROR
  • 失敗したとき: AEEError.h で定義されているエラー値

参照

BREW API IQOSFLOW_CanAcquire | SFBResourceCtl::Free


SFBResourceCtl::Free
リソースを開放します。
[ public ]
SFCError Free(
    UInt32Ptr status   // リソースの現在の RESCTL_STATUS
);
[ public ]
UInt32 Free(Void);

戻り値

  • 成功したとき: SFERR_NO_ERROR
  • 失敗したとき: AEEError.h で定義されているエラー値

参照

BREW API IRESOURCECTL_Free | SFBResourceCtl::Acquire


SFBResourceCtl::GetStatus
リソースの現在の所有権のステータスを取得します。
[ public ]
UInt32 GetStatus(
    UInt32Ptr status   // SFBResourceCtl::Acquire() または SFBResourceCtl::CanAcquire() で指定されている最後の RESCTL_REASON_XXX を指す
);
[ public ]
UInt32 GetStatus(Void);

戻り値

リソースの現在の RESCTL_STATUS を返します。

参照

BREW API IRESOURCECTL_GetStatus | SFBResourceCtl::Acquire | SFBResourceCtl::CanAcquire


SFBResourceCtl::OnStatusChangeNotify
リソースのステータスが変わった場合に、コール側がコールバックを受信できるようにします。
[ public ]
SFCError OnStatusChangeNotify(
    UInt32 statusMask         // RESCTL_STATUS マスク
    SFXCallbackPtr callback   // SFXCallback へのポインタ
);

戻り値

  • 成功したとき: SFERR_NO_ERROR
  • 失敗したとき: AEEError.h で定義されているエラー値

解説

コール側は、通知を引き続き受信するために各コールバックごとに再登録する必要があります。

参照

BREW API IRESOURCECTL_OnStatusChangeNotify


SFBResourceCtl::SetRelinquishCtl
他のリクエスタからリソース確保の要求があった場合にリソースを明け渡すことを許可するかどうかの判断を行う条件群を、ClassID、グループ ID、および RESCTL_REASON のリストの形式で設定します。
[ public ]
SFCError SetRelinquishCtl(
    AEECLSID* clsidList   // クラス/特権/理由リストへのポインタ
    SInt32 count          // clsidList の要素数
);

戻り値

  • 成功したとき: SFERR_NO_ERROR
  • 失敗したとき: AEEError.h で定義されているエラー値

参照

BREW API IRESOURCECTL_SetRelinquishCtl | SFBResourceCtl::Acquire | SFBResourceCtl::SetRelinquishCtlAll | SFBResourceCtl::SetRelinquishCtlNone


SFBResourceCtl::SetRelinquishCtlAll
リクエスタに無条件でリソースの取得を許可するよう、制御の移行リストを設定します。
[ public ]
SFCError SetRelinquishCtlAll(Void);

戻り値

  • 成功したとき: SFERR_NO_ERROR
  • 失敗したとき: AEEError.h で定義されているエラー値

参照

BREW API IRESOURCECTL_SetRelinquishCtlAll | SFBResourceCtl::Acquire | SFBResourceCtl::SetRelinquishCtl


SFBResourceCtl::SetRelinquishCtlNone
リクエスタによるリソースの取得を禁止するための制御の移行リストを設定します。
[ public ]
SFCError SetRelinquishCtlNone(Void);

戻り値

  • 成功したとき: SFERR_NO_ERROR
  • 失敗したとき: AEEError.h で定義されているエラー値

参照

BREW API IRESOURCECTL_SetRelinquishCtlNone | SFBResourceCtl::Acquire | SFBResourceCtl::SetRelinquishCtl