SophiaFramework UNIVERSE 5.3 |
#include <SFXXMLDOMParser.hpp>
class SFXXMLDOMParser : public static_exception< SFCError >;
SFMTYPEDEFCLASS(SFXXMLDOMParser)
DOM パーサー(SFXXMLDOMParser)は、 XML 文書をデータの順序に関係なくアクセスできる「 DOM ツリー 」と呼ばれるツリー構造に変換します。
仕様上の制約 | |
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解析の対象となるファイルは、携帯端末のローカルファイルである必要があります(サーバーのファイルを直接指定することはできません)。 エンティティ参照については、エンティティの実体に置き換えられません。 |
DOM(Document Object Model)の仕様 | |
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W3C DOM レベル 3 コア仕様 : Document Object Model (DOM) Level 3 Core Specification |
例 859. DOM パーサー を使用して XML 文書を解析する方法
// 解析対象の XML 文書 ( file.xml ) <fruit> <name language="english" code="ascii">apple</name> <size>XS</size> <color>red</color> </fruit> SFCError error; // エラー値 SFXXMLDOMParser parser; // DOM パーサー SFXAnsiString resultString; // 属性値を一時的に格納するための変数 // file.xml に保存した XML 文書を解析する if ((error = parser.Parse(SFXPath("/file.xml"))) == SFERR_NO_ERROR) { // DOM ツリーのルートノードを取得する SFXXMLDocumentPtr root = parser.GetDocument(); // DOM ツリーのルートノードの最初の子ノード ( XML 文書のルート要素: "fruit" 要素 ) を取得する SFXXMLNodePtr child = root->GetFirstChild(); // "fruit" 要素の最初の子ノード ( "name" 要素 ) を取得する child = child->GetFirstChild(); // child ノードの名前(要素名)が "name" のとき if (SFXAnsiString("name").Equals(child->GetNodeName())) { // 属性を取得するために Element ノードにキャストする SFXXMLElementPtr element = static_cast<SFXXMLElementPtr>(child); // "language" という名前(属性名)の Attribute ノードの値を取得する // resultString は "english" になる resultString = element->GetAttribute("language"); // 名前(属性名)が "language" である Attribute ノードを取得する SFXXMLAttributePtr attr = element->GetAttributeNode("language"); // Attribute ノードの値(属性値)を取得する resultString = attr->GetNodeValue(); // すべての Attribute ノードを取得する SFXXMLNode::DOMNamedNodeMapPtr nodeMap = element->GetAttributes(); // "code"という名前(属性名)の Attribute ノードを取得する attr = static_cast<SFXXMLAttributePtr>(nodeMap->GetNamedItem("code")); // Attribute ノードの値(属性値)を取得する resultString = attr->GetNodeValue(); } }
コンストラクタ/デストラクタ |
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SFXXMLDOMParser( Void ) SFXXMLDOMParser クラスのコンストラクタです。
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~SFXXMLDOMParser( Void ) SFXXMLDOMParser クラスのデストラクタです。
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パブリック関数 | |
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Bool |
GetCreateCommentNodes( Void ) Comment ノードを生成するかどうかのフラグ値(Comment ノード生成フラグ値)を取得します。
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Bool |
GetDoIndent( Void ) インデント処理するかどうかのフラグ値(インデント処理フラグ値)を取得します。
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Bool |
GetDoNamespaces( Void ) 名前空間を処理するかどうかのフラグ値(名前空間処理フラグ値)を取得します。
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Bool |
GetDoSchema( Void ) XML 文書のスキーマを処理するかどうかのフラグ値(スキーマ処理フラグ値)を取得します。
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SFXXMLDocumentPtr |
GetDocument( Void ) Document ノードを取得します。
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ACharConstPtr |
GetErrorInfo( Void ) XML 文書解析中に発生したエラーメッセージを取得します。
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static SFXXMLElementPtr |
GetFirstChildElement(
SFXXMLNodeConstPtr parent
) 指定されたノードの最初の子 Element ノードを取得します。
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static SFXXMLElementPtr |
GetFirstChildElementNS(
SFXXMLNodeConstPtr parent
, SFXAnsiStringHandleConst elemNames
, SFXAnsiStringConstRef uri
, SInt32 length
) 指定されたノードの最初の子 Element ノードを取得します。その Element ノードは、指定された名前空間 URI および要素のローカル名(複数指定可能)と一致する必要があります。
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Bool |
GetIgnoreAnnotations( Void ) 【無効】XML スキーマの Annotation 要素の検証を無効にするかどうかのフラグ値(Annotation 要素検証無効フラグ値)を取得します。
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Bool |
GetLoadExternalDTD( Void ) 外部 DTD ファイルをロードするかどうかのフラグ値(外部 DTD 読み込みフラグ値)を取得します。
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static SFXXMLElementPtr |
GetNextSiblingElement(
SFXXMLNodeConstPtr node
) 指定されたノードの次の兄弟 Element ノードを取得します。
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static SFXXMLElementPtr |
GetNextSiblingElementNS(
SFXXMLNodeConstPtr node
, SFXAnsiStringHandleConst elemNames
, SFXAnsiStringConstRef uri
, SInt32 length
) 指定されたノードの次の兄弟 Element ノードを取得します。その Element ノードは、指定された名前空間 URI および要素のローカル名(複数指定可能)と一致する必要があります。
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Bool |
GetStandalone( Void ) XML 文書の Standalone 宣言の内容を取得します。
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Bool |
GetValidationDTD( Void ) XML 文書を DTD で検証するかどうかのフラグ値(DTD 検証フラグ値)を取得します。
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Bool |
GetValidationSchema( Void ) XML 文書をスキーマで検証するかどうかのフラグ値(スキーマ検証フラグ値)を取得します。
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SFCError |
Parse(
SFBFileSmpConstRef source
) XML 文書を読み込み、DOM パーサーを使用して解析します。
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SFCError |
Parse(
SFXAnsiStringConstRef source
) XML 文書を読み込み、DOM パーサーを使用して解析します。
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SFCError |
Parse(
SFXPathConstRef source
) XML 文書を読み込み、DOM パーサーを使用して解析します。
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SFCError |
Parse(
SFXStreamReaderConstRef source
) XML 文書を読み込み、DOM パーサーを使用して解析します。
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Void |
Reset( Void ) すべての内部変数をリセットします。
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Void |
SetCreateCommentNodes(
BoolConst create
) Comment ノードを生成するかどうかのフラグ値(Comment ノード生成フラグ値)を設定します。
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Void |
SetDoIndent(
BoolConst state
) インデント処理するかどうかのフラグ値(インデント処理フラグ値)を設定します。
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Void |
SetDoNamespaces(
BoolConst state
) 名前空間を処理するかどうかのフラグ値(名前空間処理フラグ値)を設定します。
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Void |
SetDoSchema(
BoolConst state
) XML 文書のスキーマを処理するかどうかのフラグ値(スキーマ処理フラグ値)を設定します。
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Void |
SetGrammar(
SFXXMLGrammar::GrammarType grammar
) XML 文書の記述内容を規定する文法(言語)を設定します。
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Void |
SetIgnoreAnnotations(
BoolConst state
) 【無効】XML スキーマの Annotation 要素の検証を無効にするかどうかのフラグ値(Annotation 要素検証無効フラグ値)を設定します。
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Void |
SetLoadExternalDTD(
BoolConst state
) 外部 DTD ファイルをロードするかどうかのフラグ値(外部 DTD 読み込みフラグ値)を設定します。
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Void |
SetSchemaLocation(
SFXAnsiStringConstRef name
) XML 文書を検証するための XSD ファイルを設定します。
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Void |
SetValidationDTD(
BoolConst state
) XML 文書を DTD で検証するかどうかのフラグ値(DTD 検証フラグ値)を設定します。
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Void |
SetValidationSchema(
BoolConst state
) XML 文書をスキーマで検証するかどうかのフラグ値(スキーマ検証フラグ値)を設定します。
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[ public, explicit ] SFXXMLDOMParser(Void);
このコンストラクタは、この XML パーサーの各種初期設定を行います。
[ public ] ~SFXXMLDOMParser(Void);
[ public, const ] Bool GetCreateCommentNodes(Void);
Comment ノード生成フラグ値
この関数は、Comment ノードを生成するかどうかのフラグ値(Comment ノード生成フラグ値)を取得します。
[ public, const ] Bool GetDoIndent(Void);
インデント処理フラグ値
この関数は、インデント処理するかどうかのフラグ値(インデント処理フラグ値)を取得します。
注意 | |
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このフラグを ON(true)に設定すると、 XML 文書を処理するときに、 XML プロローグ、ルート要素、コメントと CDATA セクションの内部を除く各行について、 先頭タグの前と前行の末尾の空白部分をテキストとするインデント用 Text のノードが挿入されます。 |
[ public, const ] Bool GetDoNamespaces(Void);
名前空間処理フラグ値
この関数は、名前空間を処理するかどうかのフラグ値(名前空間処理フラグ値)を取得します。
注意 | |
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このフラグを ON(true)に設定すると、 このパーサーで DOM ツリーを構築するときに、 Element と Attribute の各ノードに名前空間 URI が設定されます。 そして、Element ノードと Attribute ノードには、 末尾が NS である名前の関数で名前空間 URI とローカル名を指定してアクセスすることが可能になります。 |
[ public, const ] Bool GetDoSchema(Void);
スキーマ処理フラグ値
この関数は、この XML パーサーが XML 文書のスキーマを処理するかどうかのフラグ値(スキーマ処理フラグ値)を取得します。
[ public, const ] SFXXMLDocumentPtr GetDocument(Void);
Document ノード
この関数は、SFXXMLDOMParser::Parse 関数による XML 文書解析後の DOM ツリーのルートである、 Document ノードを取得します。
注意 | |
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Document ノードは DOM ツリーのルートノードです。 |
[ public, const ] ACharConstPtr GetErrorInfo(Void);
XML 文書解析中に発生したエラーメッセージ
[ public, static ] SFXXMLElementPtr GetFirstChildElement( SFXXMLNodeConstPtr parent // 親ノード );
SFXXMLDOMParser::GetFirstChildElementNS | SFXXMLDOMParser::GetNextSiblingElement | SFXXMLDOMParser::GetNextSiblingElementNS
[ public, static ] SFXXMLElementPtr GetFirstChildElementNS( SFXXMLNodeConstPtr parent // 親ノード SFXAnsiStringHandleConst elemNames // 要素のローカル名のハンドル(Handle 型) SFXAnsiStringConstRef uri // 名前空間 URI SInt32 length // 要素のローカル名の個数 );
注意 | |
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引数で指定する、名前空間 URI、および要素のローカル名(複数指定可能)と一致する必要があります。 |
SFXXMLDOMParser::GetFirstChildElement | SFXXMLDOMParser::GetNextSiblingElement | SFXXMLDOMParser::GetNextSiblingElementNS
[ public, const ] Bool GetIgnoreAnnotations(Void);
Annotation 要素検証無効フラグ値
この関数は、XML スキーマの Annotation 要素の検証を無効にするかどうかのフラグ値(Annotation 要素検証無効フラグ値)を取得します。
注意 | |
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現バージョンでは、Annotation 要素検証無効フラグ値を OFF にしても検証は行われません(このフラグは無効です)。 |
[ public, const ] Bool GetLoadExternalDTD(Void);
外部 DTD 読み込みフラグ値
この関数は、この XML パーサーが XML 文書内に指定された、 外部 DTD ファイルをロードするかどうかのフラグ値(外部 DTD 読み込みフラグ値)を取得します。
[ public, static ] SFXXMLElementPtr GetNextSiblingElement( SFXXMLNodeConstPtr node // ノード );
SFXXMLDOMParser::GetNextSiblingElementNS | SFXXMLDOMParser::GetFirstChildElement | SFXXMLDOMParser::GetFirstChildElementNS
[ public, static ] SFXXMLElementPtr GetNextSiblingElementNS( SFXXMLNodeConstPtr node // 親ノード SFXAnsiStringHandleConst elemNames // 要素のローカル名のハンドル(Handle 型) SFXAnsiStringConstRef uri // 名前空間 URI SInt32 length // 要素のローカル名の個数 );
注意 | |
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引数で指定する、名前空間 URI、および要素のローカル名(複数指定可能)と一致する必要があります。 |
SFXXMLDOMParser::GetNextSiblingElement | SFXXMLDOMParser::GetFirstChildElement | SFXXMLDOMParser::GetFirstChildElementNS
[ public, const ] Bool GetStandalone(Void);
XML 文書の Standalone 宣言の内容
この関数は、XML 文書の Standalone 宣言の内容を取得します。
[ public, const ] Bool GetValidationDTD(Void);
DTD 検証フラグ値
この関数は、この XML パーサーが XML 文書を DTD で検証するかどうかのフラグ値(DTD 検証フラグ値)を取得します。
[ public, const ] Bool GetValidationSchema(Void);
スキーマ検証フラグ値
この関数は、この XML パーサーが XML 文書をスキーマで検証するかどうかのフラグ値(スキーマ検証フラグ値)を取得します。
[ public ] SFCError Parse( SFBFileSmpConstRef source // XML 文書(ファイル) );
[ public ] SFCError Parse( SFXAnsiStringConstRef source // XML 文書(文字列) );
[ public ] SFCError Parse( SFXPathConstRef source // XML 文書(パス) );
[ public ] SFCError Parse( SFXStreamReaderConstRef source // XML 文書(ストリーム) );
XML 文書の解析後、 static_exception::static_catch 関数により取得できる、その他のエラー値は以下の通りです。
DTD 付き XML 文書の解析結果のエラーコードは以下の通りです。
スキーマ付き XML 文書の解析結果のエラーコードは以下の通りです。
詳細情報: SFCErrorEnum
この関数は、XML 文書(ファイル、ストリーム、文字列)を読み込み、DOM 方式で解析します。
引数にはストリーム、ファイルパス、文字列を渡します。 ファイルパスのデフォルト ディレクトリはアプリのホームディレクトリです。
注意 | |
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BREW の制約により、ファイルの絶対パスは 64 文字より小さくなければいけません。 また、携帯端末内のローカルファイルを指定する必要があります(サーバーのファイルは指定できません)。 |
[ public ] Void Reset(Void);
この関数は、この XML パーサーが使用している、 すべての内部変数をリセットします。
この関数は、Comment ノードを生成するかどうかのフラグ値(Comment ノード生成フラグ値)を設定します。
デフォルト値: OFF(false)[デフォルトの設定では、Comment ノードは生成されません。]
この関数は、インデント処理するかどうかのフラグ値(インデント処理フラグ値)を設定します。
デフォルト値: OFF(false)[デフォルトの設定では、インデント処理されません。]
注意 | |
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このフラグを ON(true)に設定すると、 XML 文書を処理するときに、 XML プロローグ、ルート要素、コメントと CDATA セクションの内部を除く各行について、 先頭タグの前と前行の末尾の空白部分をテキストとするインデント用 Text のノードが挿入されます。 |
この関数は、名前空間を処理するかどうかのフラグ値(名前空間処理フラグ値)を設定します。
デフォルト値: OFF(false)[デフォルトの設定では、名前空間は処理されません。]
注意 | |
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SFXXMLDOMParser::SetDoSchema 関数によりスキーマ処理フラグを ON に設定する場合は、 この関数を呼び出して名前空間処理フラグも ON にする必要があります。 |
注意 | |
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このフラグを ON(true)に設定すると、 このパーサーで DOM ツリーを構築するときに、 Element と Attribute の各ノードに名前空間 URI が設定されます。 そして、Element ノードと Attribute ノードには、 末尾が NS である名前の関数で名前空間 URI とローカル名を指定してアクセスすることが可能になります。 |
SFXXMLDOMParser::GetDoNamespaces | SFXXMLDOMParser::GetFirstChildElementNS | SFXXMLDOMParser::GetNextSiblingElementNS | SFXXMLDOMParser::SetDoSchema
この関数は、この XML パーサーが XML 文書のスキーマを処理するかどうかのフラグ値(スキーマ処理フラグ値)を設定します。
デフォルト値: OFF(false)[デフォルトの設定では、スキーマは処理されません。]
注意 | |
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XML 文書のスキーマを処理するには、 SFXXMLDOMParser::SetDoNamespaces 関数を呼び出して名前空間処理フラグを ON にする必要があります。 |
注意 | |
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XML 文書をスキーマで検証するには、以下の設定も必要です。
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SFXXMLDOMParser::GetDoSchema | SFXXMLDOMParser::SetDoNamespaces | SFXXMLGrammar::GrammarType | SFXXMLDOMParser::SetValidationSchema | SFXXMLDOMParser::SetSchemaLocation
[ public ] Void SetGrammar( SFXXMLGrammar::GrammarType grammar // 文法の種類(SFXXMLGrammar::GRAMMAR_DTD または SFXXMLGrammar::GRAMMAR_SCHEMA) );
文法の種類を指定します。
この関数は、XML パーサーが解析する XML 文書の記述内容を規定する文法(言語)を設定します。
grammar 引数に指定できる文法の種類は以下の通りです。
デフォルト値: SFXXMLGrammar::GRAMMAR_UNKNOWN(XML 文書の記述内容を規定する文法なし)
DOCTYPE 宣言 | |
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XML 文書内の DOCTYPE 宣言の内容は、 この関数で文法が SFXXMLGrammar::GRAMMAR_DTD に設定された場合にだけ読み込まれます。 デフォルトの設定(SFXXMLGrammar::GRAMMAR_UNKNOWN)では読み込まれません。 |
SFXXMLGrammar::GrammarType | SFXXMLDOMParser::SetValidationDTD | SFXXMLDOMParser::SetLoadExternalDTD | SFXXMLDOMParser::SetDoSchema | SFXXMLDOMParser::SetValidationSchema | SFXXMLDOMParser::SetSchemaLocation
この関数は、 XML スキーマの Annotation 要素の検証を無効にするかどうかのフラグ値(Annotation 要素検証無効フラグ値)を設定します。
デフォルト値: ON(true)
注意 | |
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Annotation 要素検証無効フラグは、XML 文書を XML スキーマで検証する場合のみ有効です。 デフォルトの設定では、Annotation 要素検証無効フラグは true なので、 XML スキーマの Annotation 要素の検証は行われません。 |
注意 | |
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現バージョンでは、Annotation 要素検証無効フラグ値を OFF にしても検証は行われません(このフラグは無効です)。 |
SFXXMLDOMParser::GetIgnoreAnnotations | SFXXMLDOMParser::SetGrammar | SFXXMLDOMParser::SetDoSchema | SFXXMLDOMParser::SetValidationSchema | SFXXMLDOMParser::SetSchemaLocation
この関数は、この XML パーサーが XML 文書内に指定された、 外部 DTD ファイルをロードするかどうかのフラグ値(外部 DTD 読み込みフラグ値)を設定します。
デフォルト値: OFF(false)[デフォルトの設定では、外部 DTD ファイルはロードされません。]
注意 | |
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XML 文書を外部 DTD ファイルをロードして検証するには、以下の設定も必要です。
DTD 検証フラグが ON の場合は、外部 DTD ファイルは自動的にロードされます。 |
注意 | |
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BREW の制約により、ファイルの絶対パスは 64 文字より小さくなければいけません。 また、携帯端末内のローカルファイルを指定する必要があります(サーバーのファイルは指定できません)。 |
SFXXMLDOMParser::SetGrammar | SFXXMLDOMParser::SetValidationDTD | SFXXMLGrammar::GrammarType | SFXXMLDOMParser::GetLoadExternalDTD
[ public ] Void SetSchemaLocation( SFXAnsiStringConstRef name // ローカル XSD ファイル );
この関数は、この XML パーサーが XML 文書を検証するための XSD ファイルを設定します。
注意 | |
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XML 文書をスキーマで検証するには、以下の設定も必要です。
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注意 | |
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BREW の制約により、ファイルの絶対パスは 64 文字より小さくなければいけません。 また、携帯端末内のローカルファイルを指定する必要があります(サーバーのファイルは指定できません)。 |
SFXXMLGrammar::GrammarType | SFXXMLDOMParser::SetDoSchema | SFXXMLDOMParser::SetDoNamespaces | SFXXMLDOMParser::SetValidationSchema | SFXXMLDOMParser::GetValidationSchema
この関数は、この XML パーサーが XML 文書を DTD で検証するかどうかのフラグ値(DTD 検証フラグ値)を設定します。
デフォルト値: OFF(false)[デフォルトの設定では、DTD で検証されません。]
注意 | |
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XML 文書を DTD で検証するには、以下の設定も必要です。
DTD 検証フラグが ON の場合は、外部 DTD ファイルは自動的にロードされます。 |
注意 | |
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XML 文書の検証は部分的に行われます。現在のところ、完全な検証はサポートされていません。 |
// 解析対象の XML 文書 ( file.xml ) <?xml version="1.0" encoding="iso-8859-1"?> <!DOCTYPE Mail SYSTEM "personal.dtd"> <Mail> <From>&name;</From> <To>Receiver</To> <Cc>&Email;</Cc> <Date> Thu, 7 Oct 1999 11:15:16 -0600</Date> <Subject>XML Introduction</Subject> <Body>Comments:<P align = "right">Thanks for reading<br/>this article</P> <br/> <P>Hope you enjoyed this article</P> <P>©right;</P> </Body> </Mail> // 検証用の DTD ファイル ( personal.dtd ) <?xml encoding="ISO-8859-1"?> <!-- @version: 10.1--> <!ELEMENT Mail (From, To, Cc?, Date?, Subject, Body)> <!ELEMENT From (#PCDATA)> <!ELEMENT To (#PCDATA)> <!ELEMENT Cc (#PCDATA)> <!ELEMENT Date (#PCDATA)> <!ELEMENT Subject (#PCDATA)> <!ELEMENT Body (#PCDATA | P | Br)*> <!ELEMENT P (#PCDATA | br)*> <!ATTLIST P align (left | right | justify) "left"> <!ELEMENT br EMPTY> <!ENTITY name "sophia"> <!ENTITY Email "&name;@s-cradle.com"> <!ENTITY copyright "Copyright (C) 2002 - 2024 Sophia Cradle Incorporated."> // DTD 付き XML 文書の解析 SFXXMLDOMParser parser; SFCError error; // DTD 付き XML 文書を解析するため、文法タイプを設定する parser.SetGrammar(SFXXMLGrammar::GRAMMAR_DTD); // XML 文書を DTD で検証するように設定する parser.SetValidationDTD(true); // DTD を外部から読み込むように設定する parser.SetLoadExternalDTD(true); // DOM パーサーを使用して DTD 付き XML 文書を解析する error = parser.Parse(SFXPath("/file.xml")); if (error == SFERR_NO_ERROR) { // ルート要素を取得する SFXXMLDocumentPtr root = parser.GetDocument(); // ドキュメント型を取得する SFXXMLDocumentTypePtr documentType = root->GetDocumentType(); // 外部サブセット ( external DTD subset ) のシステム識別子を取得する // id は "personal.dtd" になる SFXAnsiString id = documentType->GetSystemID(); // DTD に定義されているエンティティを DOMNamedNodeMap として取得する SFXXMLNode::DOMNamedNodeMapPtr entitymap = documentType->GetEntities(); // "name" エンティティの値を取得する // name は "sophia" になる SFXAnsiString name = SFXXMLEntityPtr(entitymap->GetNamedItem("name"))->GetValue(); }
SFXXMLGrammar::GrammarType | SFXXMLDOMParser::SetValidationDTD | SFXXMLDOMParser::SetLoadExternalDTD | SFXXMLDOMParser::GetValidationDTD
この関数は、この XML パーサーが XML 文書をスキーマで検証するかどうかのフラグ値(スキーマ検証フラグ値)を設定します。
デフォルト値: OFF(false)[デフォルトの設定では、スキーマで検証されません。]
注意 | |
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XML 文書をスキーマで検証するには、以下の設定も必要です。
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注意 | |
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XML 文書の検証は部分的に行われます。現在のところ、完全な検証はサポートされていません。 |
SFXXMLDOMParser parser; // Comment ノードを作成するように設定する parser.SetCreateCommentNodes(true); // 名前空間を処理するように設定する parser.SetDoNamespaces(true); // スキーマ付き XML 文書を解析するため、文法タイプを設定する parser.SetGrammar(SFXXMLGrammar::GRAMMAR_SCHEMA); // スキーマを処理するように設定する parser.SetDoSchema(true); // XSD ファイルを設定する // ( デフォルト ディレクトリ: アプリのホームディレクトリ ) parser.SetSchemaLocation("schema.xsd"); // XML 文書をスキーマで検証するように設定する parser.SetValidationSchema(true); // DOM パーサーを使用して スキーマ付き XML 文書を解析する error = parser.Parse(SFXPath("/file.xml"));
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