SophiaFramework UNIVERSE 5.3 |
SFXFile クラスは、ファイルの作成、移動、削除、情報の取得などの処理をするためのクラスです。 ファイルのデータの読み書きには、ストリームを利用します。
mif ファイルの設定 | |
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SFXFile クラスを利用する場合は、 mif ファイルの特権レベル設定で「ファイル」の項目をオンにする必要があります。 |
エラー処理 | |
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以下の関数はすべてエラー値 ( SFCError 型 ) を返します。 |
引数にファイルパスを指定する関数はすべて SFXPath を使います。
例 15.3. ファイルの存在判定
Bool b; // Exists 関数の戻り値は SFCError 型 // b: Exists 関数によりファイルが存在するか否か設定される SFXFile::Exists(SFXPath("/dir1/data.txt"), &b); if (b) { // ファイルが存在するとき }
例 15.4. ファイルサイズの取得
UInt32 size;
SFXFile::GetSize(SFXPath("/dir1/data.txt"), &size); // size: ファイルサイズが設定される
例 15.5. ファイル作成日時の取得
SFXDate date; // 日付クラス // date: ファイルの作成日時が設定される SFXFile::GetCreateDate(SFXPath("/dir1/data.txt"), &date);
例 15.6. ファイルシステムの総容量と空き容量の取得
UInt32 total_space; UInt32 free_space; SFXFile::DeviceTotalSpace(&total_space); // total_space: ファイルシステムの総容量が設定される SFXFile::DeviceFreeSpace(&free_space); // free_space: ファイルシステムの空き容量が設定される
例 15.7. ファイルが読み込み専用であるかの判定
Bool b; // IsReadOnly 関数の戻り値は SFCError 型 // b: IsReadOnly 関数によりファイルが読み込み専用であるか否か設定される SFXFile::IsReadOnly(SFXPath("/dir1/data.txt"), &b); if (b) { // ファイルが読み込み専用の場合 }
例 15.8. テンポラリファイルパスの取得
SFXPath path;
SFXPath parentPath;
SFCError error;
parentPath.Set(SFXAnsiString("/"));
if ((error = SFXFile::GetTemporaryPath(parentPath, &path)) == SFERR_NO_ERROR) {
// path: "/sfx7182CBD4.tmp" のようなファイルパスが設定される
...
}
注意 | |
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一時的なファイルを作成するとき、既存のものと重複しないファイルパスを取得します。 |
例 15.9. 一意なファイルパスの取得
SFXPath path;
SFXPath parentPath;
SFCError error;
parentPath.Set(SFXAnsiString("/"));
if ((error = SFXFile::GetUniquePath(parentPath, "data", ".txt", &path)) == SFERR_NO_ERROR) {
// path: "/data829AE714.txt" のようなファイルパスが設定される
...
}
注意 | |
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既存のものと重複しないファイルパスを取得します。 |
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