BREW SDK Switcher は SophiaFramework UNIVERSE または SophiaCompress(BREW) EARTH の保守サービスを契約されているお客様に無償提供される BREW 開発ツールです。
最新情報
2008 年 4 月 23 日、BREW SDK Switcher 3.0.4 リリース
主な変更内容
- BREW SDK 4.0.1 SP05 日本語版の表示が英語版になってしまう不具合を修正しました。
BREW SDK のバージョン問題
1 つの PC 内に、BREW SDK のバージョンが複数存在すると、SDK 用の環境変数や拡張子 .mif .bri .qsc は、後からインストールした SDK のバージョン向けに設定、関連付けされます。
以前にインストールした SDK のバージョンを使うためには、これらの設定を変更しなおさなくてはならず、その設定も煩雑です。ソフィア・クレイドルの BREW SDK Switcher を使えば、BREW プログラマなら必ず直面する BREW SDK のバージョン切り替え時の煩雑さを、わずか 1 クリックで解決できます。
BREW SDK Switcher の機能
このプログラムは、複数バージョンの BREW SDK をインストールしている場合に、各 SDK を単独でインストールした場合と同じように環境を切り替えます。
具体的には以下の処理を行います。
- BREW 2.0 / 2.1 の場合、拡張子 .mif .bri .qsc を各 SDK に付属のツールに関連付けます。
- 各 SDK 用の環境変数の設定を行います。
- Visual C++ 6/.Net アドインを各 SDK 用に切り替えます。
- Visual C++ 6/.Net の [ツール] メニューの実行コマンドを各 SDK 用に切り替えます。
対応 SDK バージョン
BREW SDK 4.0.X / 3.1.X / 2.1.X / 2.0.X / 1.1.X / 1.0.X の各言語版(日本語、英語、韓国語、中国語、ポルトガル語)に対応しています。
※ BREW SDK 4.0.1 SP02 のみインストールパスがレジストリに書き込まれないため、対応していません。
BREW SDK Switcher の使い方
ダウンロードした BREW_SDK_Switcher.zip ファイルを解凍して BREW_SDK_Switcher フォルダの BrewSDKSwitcher.exe アイコンをダブルクリックすると BREW SDK Switcher が起動します。
切り替え前の画面
画面上部のボタンをクリックするだけで、環境変数とアドイン、拡張子の関連付けを選択したバージョンに切り替わります。
切り替え後の画面
注意点
※1.BREW 3.0 以降、BREW SDK Tools をインストールしておく必要があります。
※2.BREW 3.0 以前の場合、「環境変数の更新に失敗しました。」というメッセージが稀に表示されます。 これは BREW SDK の bin フォルダ内に EnvVarSt.exe が存在しないためで、BREWDIR、BREWSDK 等の環境変数は正しく設定されています。
動作確認環境
Windows 環境 | Windows XP Professional / Windows 2000 Professional (SP4 以降) |
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BREW 環境 | BREW SDK 4.0.X / 3.1.X / 2.1.X / 2.0.X / 1.1.X / 1.0.X |
サポートについて
ソフィア・クレイドルは本ソフトウェアの使用または使用不能に関する、サポートを一切実施いたしません。また、いかなる場合においても、一切責任を負いません。
* 詳細はパッケージに付属するドキュメント(README.txt)をご覧ください。