MOD ファイルとは?
MOD とは Module の略で、コンパイル後の BREW の実行ファイルです。
コンパイラとしては、ARM コンパイラ が Qualcomm によって推奨されています。
MOD とは Module の略で、コンパイル後の BREW の実行ファイルです。
コンパイラとしては、ARM コンパイラ が Qualcomm によって推奨されています。
MIF エディタとは、MIF ファイルの作成や編集をするためのエディタです。
MIF ファイルの特権レベルの設定により、アプリからアクセスできる API を明示的に指定することでセキュリティレベルを制御します。
適切な特権レベルが設定されていないと、当該インターフェースのインスタンス生成関数 ISHELL_CreateInstance() でエラーが発生します。
通常、アプリ実行に必要最低限の特権レベルを設定します。
特権レベルを追加すると QUALCOMMやキャリアで実施される検証で合格に必要なテスト項目が増えます。
MIF ファイルの特権レベルと BREW インターフェースの関係
特権レベル | BREW インターフェース |
---|---|
ファイル | IFileMgr / IFile / IDatabase / IDBMgr / IDBRecord / ISound / ISoundplayer によるローカルファイルへの読み書き |
ネットワーク | INetMgr / ISocket による TCP / IP ネットワークアクセス |
位置情報取得 | IPosDet による位置情報取得 |
TAPI | ITAPI による電話機能 ( Telephony Application Programming Interface ) へのアクセス |
Web アクセス | IWeb による HTTP プロトコルを使った Web アクセス |
共用ディレクトリへの 書き込みアクセス |
IFileMgr / IFile による共用ディレクトリへの書き込み |
ベル音ディレクトリへの 書き込みアクセス |
IFileMgr / IFile によるベル音ディレクトリへの書き込み |
アドレス帳へのアクセス | IAddrBook によるアドレス帳へのアクセス |
セクタ情報へのアクセス | IPositionDet による携帯電話のセクタ情報へのアクセス |
詳細設定 | [詳細設定]のボタンを押すと、[ダウンロード]または[すべて]が選択可能です。これらはキャリア・端末メーカー専用の特権レベルです。 |
ClassID とは、1 つ 1 つの BREW アプリケーションを識別するための 32 ビット値で、世界中で一意のID です。
ClassID は、アプリの配信時に必要となり、 正式には Qualcomm やキャリアに申請して発行してもらう必要があります。
開発時はどのような ClassID を使用してもかまいません。
※ 0x01010101 以下のClassID は、BREW の定義済みインタフェース用 ID として予約されています。通常、アプレット用の ClassID は 0x01010101 よりも大きな値になります。
BCI ファイルとは、BREW Compressed Image 作成ツール ( BCI ツール )で作成される圧縮ファイルのことです。
IImage インターフェイスを使って、画像やアニメーションなどの BCI ファイルを表示します。
BID とは BREW Class IDの略で、このファイルは、BREW モジュールを構成する BREW アプレット の名前やクラス ID が記録されている C 言語の ヘッダーファイル です。
BID ファイルは必ずソースコードにインクルードされます。
BID ファイルは、 BREW SDK Tools に同梱されている BREW MIF エディタ を用いて作成します。
リソース ファイルとは、BREW アプリで使用する文字列や画像、ダイアログ、サウンドなどの データを 1 つのファイルにまとめたものです。
リソース ファイルは リソース エディタ を使用して作成します。
リソース ファイルを作成する方法については、 BREW SDK に付属の『BREW リソース エディタ ガイド』をご覧ください。
BREW リソース エディタとは、BREW アプリケーションで使用するリソース ファイル (.bar ファイル) の作成や編集をするためのエディタです。
このエディタを使用して、文字列や画像などのデータを含むリソース ファイルを作成します。
詳細は、『BREW リソース エディタ ガイド』を参照してください。
BAR とは、BREW Application Resource の略で、BREW アプリで使用する文字列、オブジェクト、ダイアログ、そして、サウンドや画像等のバイナリデータが格納されています。
BAR ファイルは、 BREW SDK Tools に同梱されている BREW リソースエディタ を用いて作成します。
その際、BREW 3.0 以前は h 形式、3.0 以降は BRH 形式の C 言語 ヘッダーファイル が自動的に生成されます。
BRI とは BREW Resource Intermediate の略で、BREW リソースエディタ によって作成される リソース ファイル の コンパイル前の形式です。
BRI ファイルは、BREW 3.0 以前で使用されています。
BREW 3.0 以降では、BRX ファイルを使用します。
BREW Compressed Image 作成ツール (以降、BCI ツール) とは、 画像の圧縮やアニメーションを作成するツールです。
このツールで作成した画像は、BCI 形式でファイル (以降、BCI ファイル) に保存されます。
BCI ファイルとは、BCI ツールで作成される圧縮ファイルの形式です。
IImage インターフェイスを使用して BCI ファイルを扱うと、 携帯電話上で簡単に圧縮画像やアニメーションの表示ができます。
詳細は、『BREW BCI ガイド』を参照してください。
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