ホーム > デベロッパ > SophiaFramework > BREW C++ 逆引きコード集

BREW C++ プログラミング : SophiaFramework 逆引き FAQ・コード集

バージョン 3.0 のコードを 4.0 に書き換える

バージョン 3.0 のコードを 4.0 に書き換えるときの手順は

1.ヘッダファイル中の HANDLER_DECLARE_??? マクロの第1引数 (クラス名) を削除する (変更後の引数は1つになる)。

// 修正前
HANDLER_DECLARE_VOIDVOID(CHelloWorld, OnKey)

// 修正後
HANDLER_DECLARE_VOIDVOID(OnKey)

2.SFUIPEndpoint クラスを SFXSocketAddress クラスに置き換える。

3.SFUHostResolver クラスを SFXInetAddress クラスに置き換える。

4.コンパイルしてコンパイルが通るか確認する。

この時点で、 3.0 のクラスと 4.0 のクラスが共存した状態になっている。さらに 4.0 のクラスだけを利用する場合は、次へ進む。

5.コンパイラの設定やメイクファイルに

TARGET_COMPATIBILITY_ONLY400

マクロを設定する。
(SophiaFramework.hpp ファイルを読み込む前に #define してもよい。)

6.コンパイルしてエラーを確認する。

エラーが出力されず、正常に終了した場合は、すでに 4.0 のクラスに対応している。

7.alignof, clusterof マクロを align64of , cluster64of マクロに置き換える。

8.ToSInt32() 関数などが存在しないとエラーが出る場合は、AsSInt32() 関数などに適切に置き換える。(該当クラスのクラス定義ヘッダファイル *.h.hpp 中に新しい関数との対応関係が記述されています。)

例:SFXAnsiString::ToSInt32 関数は SFXAnsiString::AsSInt32 関数に変更する。

9.SFUHttpConnection クラスを SFXHTTPConnection クラスに置き換える。

10.SFUStream 系のクラス(SFUFileStream, SFUNetworkStream, SFUMemoryStream, SFUSourceStream)を SFXFile , SFXTCPSocket , SFXMemory , SFXSource クラスに置き換える。