SFBControl

IControl インターフェースのラッパークラスです。

#include <SFBControl.h.hpp>

class SFBControl : public SFBBase;

SFMTYPEDEFWRAPPER(SFBControl)

継承図

バージョン

BREW 2.0	BREW 2.1	BREW 3.1	BREW 4.0
○	○	○	○

参照

BREW API IControl

メンバ

パブリック関数
`UInt32`	GetProperties( `Void` ) コントロール固有のプロパティまたはフラグを取得します。
`Void`	GetRect( `SFXRectanglePtr` rect ) コントロールの矩形を取得します。
`SFXRectangle`	GetRect( `Void` ) コントロールの矩形を取得します。
`Bool`	HandleEvent( `AEEEvent` event , `UInt16` wParam , `UInt32` dwParam ) コントロールのイベント処理機能を提供します。この関数はすべてのコントロールで実装する必要があります。
`Bool`	HandleEvent( `SFXEventConstRef` event ) コントロールのイベント処理機能を提供します。この関数はすべてのコントロールで実装する必要があります。
`Bool`	IsActive( `Void` ) コントロールがアクティブであるかを判定します。
`Bool`	Redraw( `Void` ) コントロールの内容を再描画します。
`Void`	Reset( `Void` ) コントロールの内容をリセットし、アクティブ状態をすぐに解除します。
`Void`	SetActive( `Bool` active = true ) コントロールのアクティブ状態を設定します。
`Void`	SetProperties( `UInt32` properties ) コントロール固有のプロパティまたはフラグを設定します。
`Void`	SetRect( `SFXRectangleConstRef` rect ) コントロールの矩形を設定します。

プロテクト関数
static `SFBBaseSmp`	FactoryByCreate( `AEECLSID` id , `SFCErrorPtr` exception = null ) (SFBBase から継承) 指定したクラス ID のインターフェースのインスタンスを生成します。
static `SFBBaseSmp`	FactoryByQuery( `SFBQuerySmpConstRef` query , `AEECLSID` id , `SFCErrorPtr` exception = null ) (SFBBase から継承) 指定したクラス ID のインターフェースのインスタンスを指定した SFBQuery インスタンスを使用して生成します。

SFBControl::GetProperties

コントロール固有のプロパティまたはフラグを取得します。

[ public ]
UInt32 GetProperties(Void);

参照

SFBControl::SetProperties

SFBControl::GetRect

コントロールの矩形を取得します。

[ public ]
Void GetRect(
    SFXRectanglePtr rect   // コントロールの座標が設定される矩形
);

[ public ]
SFXRectangle GetRect(Void);

参照

BREW API ICONTROL_GetRect | SFBControl::SetRect

SFBControl::HandleEvent

コントロールのイベント処理機能を提供します。この関数はすべてのコントロールで実装する必要があります。

[ public ]
Bool HandleEvent(
    AEEEvent event   // イベントコード
    UInt16 wParam    // 16 ビットのイベントデータ
    UInt32 dwParam   // 32 ビットのイベントデータ
);

[ public ]
Bool HandleEvent(
    SFXEventConstRef event   // イベントコード
);

戻り値

イベントがコントロールで処理されたとき: true
それ以外のとき: false

参照

BREW API ICONTROL_HandleEvent

SFBControl::IsActive

コントロールがアクティブであるかを判定します。

[ public ]
Bool IsActive(Void);

戻り値

コントロールがアクティブなとき: true
それ以外のとき: false

参照

BREW API ICONTROL_IsActive

SFBControl::Redraw

コントロールの内容を再描画します。

[ public ]
Bool Redraw(Void);

戻り値

イベントがコントロールで処理されたとき: true
それ以外のとき: false

参照

BREW API ICONTROL_Redraw | SFBControl::SetActive

SFBControl::Reset

コントロールの内容をリセットし、アクティブ状態をすぐに解除します。

[ public ]
Void Reset(Void);

解説

コントロールの内容をリセットし、アクティブ状態をすぐに解除します。この関数は一度の呼び出しでテキストコントロールまたはメニューコントロールに関連するメモリーをすべて解放したり、メニュー項目をすべて削除したりするのに便利です。

参照

BREW API ICONTROL_Reset | SFBControl::SetActive

SFBControl::SetActive

コントロールのアクティブ状態を設定します。

[ public ]
Void SetActive(
    Bool active = true   // コントロールをアクティブにする( true )か、非アクティブにする( false )かを設定する
);

参照

BREW API ICONTROL_SetActive

SFBControl::SetProperties

コントロール固有のプロパティまたはフラグを設定します。

[ public ]
Void SetProperties(
    UInt32 properties   // 32 ビットのフラグまたはプロパティのセット
);

参照

BREW API ICONTROL_SetProperties | SFBControl::GetProperties

SFBControl::SetRect

コントロールの矩形を設定します。

[ public ]
Void SetRect(
    SFXRectangleConstRef rect   // コントロールの境界矩形
);

参照

BREW API ICONTROL_SetRect | AEERect | SFBControl::GetRect