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SFBFileMgr
IFileMgr インターフェースのラッパークラスです。
#include <SFBFileMgr.h.hpp>
class SFBFileMgr : public SFBBase;
SFMTYPEDEFWRAPPER(SFBFileMgr)

継承図

SFBFileMgr クラスの継承図

バージョン

BREW 2.0 BREW 2.1 BREW 3.1 BREW 4.0

参照

BREW API IFileMgr

メンバ

パブリック関数
SFCError CheckPathAccess( ACharConstPtr path , UInt32 desiredRights , UInt32Ptr actualRights )
コール側が入力パスへの特定のアクセス権を持っているかどうかチェックします。
SFCError CheckPathAccess( SFXAnsiStringConstRef path , UInt32 desiredRights , UInt32Ptr actualRights )
コール側が入力パスへの特定のアクセス権を持っているかどうかチェックします。
SFCError EnumInit( ACharConstPtr dirName , Bool dir = false )
指定したディレクトリ内のファイルやディレクトリを列挙するための初期化を行います。
SFCError EnumInit( SFXAnsiStringConstRef dirName , Bool dir = false )
指定したディレクトリ内のファイルやディレクトリを列挙するための初期化を行います。
Bool EnumNext( AEEFileInfoPtr info )
次のファイルやディレクトリの情報を取得します。
Bool EnumNextEx( AEEFileInfoExPtr infoEx )
次のファイルやディレクトリの拡張情報を取得します。
SFCError GetFileUseInfo( AEEFileUseInfoPtr useInfo )
モジュールのファイル使用情報を取得します。
AEEFileUseInfo GetFileUseInfo( Void )
モジュールのファイル使用情報を取得します。
UInt32 GetFreeSpace( UInt32Ptr total = null )
ファイルシステムで現在使用可能な空きバイト数を取得します。
SFCError GetFreeSpaceEx( ACharConstPtr path , UInt32Ptr total , UInt32Ptr free )
ファイルシステムで現在使用可能な空きバイト数を取得します。
SFCError GetFreeSpaceEx( SFXAnsiStringConstRef path , UInt32Ptr total , UInt32Ptr free )
ファイルシステムで現在使用可能な空きバイト数を取得します。
SFCError GetInfo( ACharConstPtr fileName , AEEFileInfoPtr info )
ファイル名で指定したファイルの情報を取得します。
SFCError GetInfo( SFXAnsiStringConstRef fileName , AEEFileInfoPtr info )
ファイル名で指定したファイルの情報を取得します。
AEEFileInfo GetInfo( SFXAnsiStringConstRef fileName )
ファイル名で指定したファイルの情報を取得します。
SFCError GetInfoEx( ACharConstPtr fileName , AEEFileInfoExPtr infoEx )
ファイル名で指定したファイルの拡張情報を取得します。
SFCError GetInfoEx( SFXAnsiStringConstRef fileName , AEEFileInfoExPtr infoEx )
ファイル名で指定したファイルの拡張情報を取得します。
SFCError GetLastError( Void )
アプレットで実行したファイル操作が失敗し、 失敗の理由を取得する必要がある場合に使用します。
SFCError MkDir( ACharConstPtr dirName )
指定されたディレクトリ名のディレクトリを作成します。
SFCError MkDir( SFXAnsiStringConstRef dirName )
指定されたディレクトリ名のディレクトリを作成します。
static
SFBFileMgrSmp
NewInstance( SFCErrorPtr exception = null )
SFBFileMgr インスタンスを生成します。
static
SFBFileMgrSmp
NewInstance( AEECLSID id , SFCErrorPtr exception = null )
SFBFileMgr インスタンスを生成します。
SFBFileSmp OpenFile( ACharConstPtr fileName , AEEOpenFileMode mode )
指定したモードでファイルを開きます。
SFBFileSmp OpenFile( SFXAnsiStringConstRef fileName , AEEOpenFileMode mode )
指定したモードでファイルを開きます。
SFCError Remove( ACharConstPtr fileName )
ファイル名で指定されたファイルを削除します。
SFCError Remove( SFXAnsiStringConstRef fileName )
ファイル名で指定されたファイルを削除します。
SFCError Rename( ACharConstPtr srcFileName , ACharConstPtr destFileName )
ファイルやディレクトリの名前を変更します。
SFCError Rename( SFXAnsiStringConstRef srcFileName , SFXAnsiStringConstRef destFileName )
ファイルやディレクトリの名前を変更します。
SFCError ResolvePath( ACharConstPtr path , ACharPtr canonicalPath , UInt32Ptr canonicalPathLen )
ファイルシステムのパスを BREW の標準形式に解決します。
SFCError ResolvePath( SFXAnsiStringConstRef path , SFXAnsiStringPtr canonicalPath )
ファイルシステムのパスを BREW の標準形式に解決します。
SFCError RmDir( ACharConstPtr dirName )
指定されたディレクトリを削除します。
SFCError RmDir( SFXAnsiStringConstRef dirName )
指定されたディレクトリを削除します。
SFCError SetDescription( ACharConstPtr fileName , WCharPtr description )
拡張ファイル情報の一部であるファイルの説明を設定します。
SFCError SetDescription( SFXAnsiStringConstRef fileName , SFXWideStringPtr description )
拡張ファイル情報の一部であるファイルの説明を設定します。
SFCError Test( ACharConstPtr name )
指定したファイルまたはディレクトリが存在するかどうかをチェックします。
SFCError Test( SFXAnsiStringConstRef name )
指定したファイルまたはディレクトリが存在するかどうかをチェックします。
SFCError UnUse( ACharConstPtr fileName )
指定したファイルを使用するクラスのリストから 呼び出し側アプリケーションの ClassID を削除します。
SFCError UnUse( SFXAnsiStringConstRef fileName )
指定したファイルを使用するクラスのリストから 呼び出し側アプリケーションの ClassID を削除します。
SFCError Use( ACharConstPtr fileName )
指定したファイルを使用するクラスのリストに、 呼び出し側アプリケーションの ClassID を追加します。
SFCError Use( SFXAnsiStringConstRef fileName )
指定したファイルを使用するクラスのリストに、 呼び出し側アプリケーションの ClassID を追加します。
プロテクト関数
static
SFBBaseSmp
FactoryByCreate( AEECLSID id , SFCErrorPtr exception = null ) (SFBBase から継承)
指定したクラス ID のインターフェースのインスタンスを生成します。
static
SFBBaseSmp
FactoryByQuery( SFBQuerySmpConstRef query , AEECLSID id , SFCErrorPtr exception = null ) (SFBBase から継承)
指定したクラス ID のインターフェースのインスタンスを指定した SFBQuery インスタンスを使用して生成します。

SFBFileMgr::CheckPathAccess
コール側が入力パスへの特定のアクセス権を持っているかどうかチェックします。
[ public ]
SFCError CheckPathAccess(
    ACharConstPtr path       // チェックするパス
    UInt32 desiredRights     // 希望する権限
    UInt32Ptr actualRights   // 実際の権限が格納される。null の場合は無効
);
[ public ]
SFCError CheckPathAccess(
    SFXAnsiStringConstRef path   // チェックするパス
    UInt32 desiredRights         // 希望する権限
    UInt32Ptr actualRights       // 実際の権限が格納される。null の場合は無効
);

引数

desiredRights

以下のアクセスを指定するビット幅の OR です。

  • AEEFP_READ : パスの読み取りアクセスを希望
  • AEEFP_WRITE : パスの書き込みアクセスを希望
  • AEEFP_CREATE : パスの作成アクセスを希望
  • AEEFP_DELETE : パスの削除アクセスを希望

戻り値

  • 成功したとき: SFERR_NO_ERROR
  • アクセスが拒否されたとき: EPRIVLEVEL
  • パスを解決またはチェックできないとき: EBADFILENAME

バージョン

この関数は、BREW 3.1 から使用可能です。

参照

BREW API IFILEMGR_CheckPathAccess | BREW API IFILEMGR_ResolvePath | BREW API IFILEMGR_CheckPrivLevel | SFBFileMgr::ResolvePath | SFBShell::CheckPrivLevel


SFBFileMgr::EnumInit
指定したディレクトリ内のファイルやディレクトリを列挙するための初期化を行います。
[ public ]
SFCError EnumInit(
    ACharConstPtr dirName   // ディレクトリ名
    Bool dir = false        // true の場合、ディレクトリを列挙
);
[ public ]
SFCError EnumInit(
    SFXAnsiStringConstRef dirName   // ディレクトリ名
    Bool dir = false                // true の場合、ディレクトリを列挙
);

戻り値

  • 成功したとき: SFERR_NO_ERROR
  • 失敗したとき: SFERR_FAILED

参照

BREW API IFILEMGR_EnumInit | SFBFileMgr::EnumNext


SFBFileMgr::EnumNext
次のファイルやディレクトリの情報を取得します。
[ public ]
Bool EnumNext(
    AEEFileInfoPtr info   // 情報を受け取る領域を指すポインタ
);

戻り値

  • 成功したとき: SFERR_NO_ERROR
  • 失敗したとき: SFERR_FAILED

使用例

ディレクトリ内にある次のファイルの情報を取得し、 ファイル名をログに表示します。

SFBFileMgrSmp   fileMgr = SFBFileMgr::NewInstance();
FileInfo        info    = {0};

// ファイルを列挙するための初期化を行う
if (fileMgr->EnumInit("new_dir", false) == SUCCESS) {

    // 次のファイルの情報を取得する
    fileMgr->EnumNext(&info);

    // ファイル名をログに表示する
    DBGPRINTF("file name : %s", info.szName);
}

参照

BREW API IFILEMGR_EnumNext | SFBFileMgr::EnumInit | FileInfo


SFBFileMgr::EnumNextEx
次のファイルやディレクトリの拡張情報を取得します。
[ public ]
Bool EnumNextEx(
    AEEFileInfoExPtr infoEx   // 拡張情報を受け取る領域を指すポインタ
);

戻り値

  • 正常終了したとき: true
  • 失敗したとき: false

使用例

ディレクトリ内にある次のファイルの拡張情報を取得し、 ファイル名をログに表示します。

SFBFileMgrSmp       fileMgr          = SFBFileMgr::NewInstance();
AEEFileInfoEx       infoEx           = {0};
AChar               fileName[128]    = {0};
WChar               description[128] = {0};
AEECLSID            cls[32]          = {0};

// ファイルの列挙を行うための初期化を行う
if (fileMgr->EnumInit("new_dir", false) == SUCCESS) {

    // AEEFileInfoEx 構造体を初期化する
    infoEx.nStructSize      = sizeof(AEEFileInfoEx);
    infoEx.pszFile          = fileName;
    infoEx.nMaxFile         = 128;
    infoEx.pszDescription   = description;
    infoEx.nDescriptionSize = 128 * sizeof(WChar);
    infoEx.pClasses         = cls;
    infoEx.nClassesSize     = 32 * sizeof(AEECLSID);

    // 次のファイルの情報を取得する
    fileMgr->numNextEx(&infoEx);

    // ファイル名をログに表示する
    TRACE("file name : %s", infoEx.pszFile);
}

参照

BREW API IFILEMGR_EnumNextEx | SFBFileMgr::EnumInit | AEEFileInfoEx


SFBFileMgr::GetFileUseInfo
モジュールのファイル使用情報を取得します。
[ public ]
SFCError GetFileUseInfo(
    AEEFileUseInfoPtr useInfo   // ファイル使用情報を受け取る領域を指すポインタ
);
[ public ]
AEEFileUseInfo GetFileUseInfo(Void);

戻り値

  • 成功したとき: SFERR_NO_ERROR
  • メモリ不足のとき: SFERR_NO_MEMORY
  • 失敗したとき: SFERR_FAILED

使用例

ファイル使用情報を取得する

SFBFileMgrSmp       fileMgr = SFBFileMgr::NewInstance();
AEEFileUseInfo      info    = {0};

// ファイル使用情報を取得する
fileMgr->GetFileUseInfo(&info);

参照

BREW API IFILEMGR_GetFileUseInfo | AEEFileUseInfo


SFBFileMgr::GetFreeSpace
ファイルシステムで現在使用可能な空きバイト数を取得します。
[ public ]
UInt32 GetFreeSpace(
    UInt32Ptr total = null   // ファイルシステム内の合計空き容量を受け取る領域を指すポインタ
);

参照

BREW API IFILEMGR_GetFreeSpace


SFBFileMgr::GetFreeSpaceEx
ファイルシステムで現在使用可能な空きバイト数を取得します。
[ public ]
SFCError GetFreeSpaceEx(
    ACharConstPtr path   // 空き容量の詳細が必要とされるファイルシステムを指定するパス文字列へのポインタ
    UInt32Ptr total      // ファイルシステム内の合計空き容量を格納するプレースホルダー
    UInt32Ptr free       // ファイルシステム内の使用可能な空き容量を格納するプレースホルダー
);
[ public ]
SFCError GetFreeSpaceEx(
    SFXAnsiStringConstRef path   // 空き容量の詳細が必要とされるファイルシステムを指定するパス文字列
    UInt32Ptr total              // ファイルシステム内の合計空き容量を格納するプレースホルダー
    UInt32Ptr free               // ファイルシステム内の使用可能な空き容量を格納するプレースホルダー
);

バージョン

この関数は、BREW 4.0 から使用可能です。

参照

BREW API IFileMgr_GetFreeSpaceEx


SFBFileMgr::GetInfo
ファイル名で指定したファイルの情報を取得します。
[ public ]
SFCError GetInfo(
    ACharConstPtr fileName   // ファイル名
    AEEFileInfoPtr info      // ファイルの情報を受け取る領域を指すポインタ
);
[ public ]
SFCError GetInfo(
    SFXAnsiStringConstRef fileName   // ファイル名
    AEEFileInfoPtr info              // ファイルの情報を受け取る領域を指すポインタ
);
[ public ]
AEEFileInfo GetInfo(
    SFXAnsiStringConstRef fileName   // ファイル名
);

戻り値

  • 成功したとき: SFERR_NO_ERROR
  • 失敗したとき: SFERR_FAILED

使用例

ファイルの情報を取得する

SFBFileMgrSmp   fileMgr = SFBFileMgr::NewInstance();
FileInfo        info    = {0};

// ファイルの情報を取得する
fileMgr->GetInfo("sample.txt", &info);

参照

BREW API IFILEMGR_GetInfo | FileInfo | SFBFile::GetInfoEx


SFBFileMgr::GetInfoEx
ファイル名で指定したファイルの拡張情報を取得します。
[ public ]
SFCError GetInfoEx(
    ACharConstPtr fileName    // ファイル名
    AEEFileInfoExPtr infoEx   // ファイルの拡張情報を受け取る領域を指すポインタ
);
[ public ]
SFCError GetInfoEx(
    SFXAnsiStringConstRef fileName   // ファイル名
    AEEFileInfoExPtr infoEx          // ファイルの拡張情報を受け取る領域を指すポインタ
);

戻り値

  • 成功したとき: SFERR_NO_ERROR
  • メモリ不足のとき: SFERR_NO_MEMORY
  • 失敗したとき: SFERR_FAILED

使用例

ファイルの拡張情報を取得します。

SFBFileMgrSmp       fileMgr          = SFBFileMgr::NewInstance();
AEEFileInfoEx       infoEx           = {0};
AChar               fileName[128]    = {0};
WChar               description[128] = {0};
AEECLSID            cls[32]          = {0};

// AEEFileInfoEx 構造体を初期化する
infoEx.nStructSize      = sizeof(AEEFileInfoEx);
infoEx.pszFile          = fileName;
infoEx.nMaxFile         = 128;
infoEx.pszDescription   = description;
infoEx.nDescriptionSize = 128 * sizeof(WChar);
infoEx.pClasses         = cls;
infoEx.nClassesSize     = 32 * sizeof(AEECLSID);

// ファイルの拡張情報を取得する
fileMgr->GetInfoEx("sample.txt", &infoEx);

参照

BREW API IFILEMGR_GetInfoEx | AEEFileInfoEx | SFBFile::GetInfoEx


SFBFileMgr::GetLastError
アプレットで実行したファイル操作が失敗し、 失敗の理由を取得する必要がある場合に使用します。
[ public ]
SFCError GetLastError(Void);

戻り値

  • 成功したとき: SFERR_NO_ERROR
  • ファイルが存在するとき: EFILEEXISTS
  • ファイルが存在しないとき: EFILENOEXISTS
  • ディレクトリが空でないとき: EDIRNOTEMPTY
  • ファイル名が正しくないとき: EBADFILENAME
  • シーク位置が正しくないとき: EBADSEEKPOS
  • ファイルの終わりのとき: EFILEEOF
  • ファイルシステムに空きがないとき: EFSFULL
  • ファイルが既に開いているとき: EFILEOPEN

参照

BREW API IFILEMGR_GetLastError


SFBFileMgr::MkDir
指定されたディレクトリ名のディレクトリを作成します。
[ public ]
SFCError MkDir(
    ACharConstPtr dirName   // ディレクトリ名
);
[ public ]
SFCError MkDir(
    SFXAnsiStringConstRef dirName   // ディレクトリ名
);

戻り値

  • 成功したとき: SFERR_NO_ERROR
  • 失敗したとき: SFERR_FAILED
  • ファイルシステム内に空き容量がないとき: EFSFULL

使用例

ディレクトリを作成します。

SFBFileMgrSmp  fileMgr = SFBFileMgr::NewInstance();

// ディレクトリを作成する
fileMgr->MkDir("new_dir");

参照

BREW API IFILEMGR_MkDir | SFBFileMgr::RmDir


SFBFileMgr::NewInstance
SFBFileMgr インスタンスを生成します。
[ public, static ]
SFBFileMgrSmp NewInstance(
    SFCErrorPtr exception = null   // エラー値
);
[ public, static ]
SFBFileMgrSmp NewInstance(
    AEECLSID id                    // クラスID
    SFCErrorPtr exception = null   // エラー値
);

SFBFileMgr::OpenFile
指定したモードでファイルを開きます。
[ public ]
SFBFileSmp OpenFile(
    ACharConstPtr fileName   // ファイル名
    AEEOpenFileMode mode     // オープンモード
);
[ public ]
SFBFileSmp OpenFile(
    SFXAnsiStringConstRef fileName   // ファイル名
    AEEOpenFileMode mode             // オープンモード
);

使用例

ファイルを作成します。

SFBFileMgrSmp  fileMgr = SFBFileMgr::NewInstance();
SFBFileSmp     file;

// ファイルを作成する
file = fileMgr->OpenFile("sample.txt",_OFM_CREATE);

if (file != null) {

    // SophiaFramework UNIVERSE のスマートポインタ ( SFXBrewPointer ) を使用すると
    // ファイルは自動的に閉じる
    // もし、手動で閉じる場合は、            
    //
    // file.Release();
    //
    // と記述する
}

参照

BREW API IFILEMGR_OpenFile | SFBFileMgr::MkDir


SFBFileMgr::Remove
ファイル名で指定されたファイルを削除します。
[ public ]
SFCError Remove(
    ACharConstPtr fileName   // ファイル名
);
[ public ]
SFCError Remove(
    SFXAnsiStringConstRef fileName   // ファイル名
);

戻り値

  • 成功したとき: SFERR_NO_ERROR
  • 失敗したとき: SFERR_FAILED

使用例

ファイルを削除します。

SFBFileMgrSmp  fileMgr = SFBFileMgr::NewInstance();

// ファイルを削除する
fileMgr->Remove("sample.txt");

参照

BREW API IFILEMGR_Remove


SFBFileMgr::Rename
ファイルやディレクトリの名前を変更します。
[ public ]
SFCError Rename(
    ACharConstPtr srcFileName    // 変更前の名前
    ACharConstPtr destFileName   // 変更後の名前
);
[ public ]
SFCError Rename(
    SFXAnsiStringConstRef srcFileName    // 変更前の名前
    SFXAnsiStringConstRef destFileName   // 変更後の名前
);

戻り値

  • 成功したとき: SFERR_NO_ERROR
  • 失敗したとき: SFERR_FAILED

使用例

ディレクトリ名を変更します。

SFBFileMgrSmp  fileMgr = SFBFileMgr::NewInstance();

// ディレクトリ名を変更する
fileMgr->Rename("tmp_dir","new_dir");

参照

BREW API IFILEMGR_Rename | SFBFileMgr::EnumNext


SFBFileMgr::ResolvePath
ファイルシステムのパスを BREW の標準形式に解決します。
[ public ]
SFCError ResolvePath(
    ACharConstPtr path           // 解決するパス
    ACharPtr canonicalPath       // BREW 標準パスを格納する出力バッファ。 null であることも可能
    UInt32Ptr canonicalPathLen   // 入力時、このパラメータは canonicalPath[] に書き込み可能な最大バイト数を示す
                                 // 終了時、このパラメータは canonicalPath[] に書き込まれたバイト数を格納する
);
[ public ]
SFCError ResolvePath(
    SFXAnsiStringConstRef path       // 解決するパス
    SFXAnsiStringPtr canonicalPath   // BREW 標準パスを格納する出力バッファ
);

戻り値

  • 成功したとき: SFERR_NO_ERROR
  • 引数が不正なとき: SFERR_INVALID_PARAM
  • 失敗したとき: SFERR_FAILED
  • path が null 以外 であるが、解決されたパスを格納するには *canonicalPathLen が小さ過ぎるとき: EBUFFERTOOSMALL

バージョン

この関数は、BREW 3.1 から使用可能です。

参照

BREW API IFILEMGR_ResolvePath | BREW API IFILEMGR_CheckPathAccess


SFBFileMgr::RmDir
指定されたディレクトリを削除します。
[ public ]
SFCError RmDir(
    ACharConstPtr dirName   // ディレクトリ名
);
[ public ]
SFCError RmDir(
    SFXAnsiStringConstRef dirName   // ディレクトリ名
);

戻り値

  • 成功したとき: SFERR_NO_ERROR
  • メモリ不足のとき: SFERR_NO_MEMORY
  • 失敗したとき: SFERR_FAILED

使用例

ディレクトリを削除します。

SFBFileMgrSmp  fileMgr = SFBFileMgr::NewInstance();

// ディレクトリを削除する
fileMgr->RmDir("tmp_dir");

参照

BREW API IFILEMGR_RmDir | SFBFileMgr::MkDir


SFBFileMgr::SetDescription
拡張ファイル情報の一部であるファイルの説明を設定します。
[ public ]
SFCError SetDescription(
    ACharConstPtr fileName   // ファイル名
    WCharPtr description     // ファイルの説明
);
[ public ]
SFCError SetDescription(
    SFXAnsiStringConstRef fileName   // ファイル名
    SFXWideStringPtr description     // ファイルの説明
);

戻り値

  • 成功したとき: SFERR_NO_ERROR
  • メモリ不足のとき: SFERR_NO_MEMORY
  • 失敗したとき: SFERR_FAILED

使用例

ファイルの説明を設定します。

SFBFileMgrSmp       fileMgr = SFBFileMgr::NewInstance();
SFXWideString       description("Sample File");

// ファイルの説明を設定する
fileMgr->SetDescription("sample.txt", &description);

参照

BREW API IFILEMGR_SetDescription | SFBFileMgr::EnumInit


SFBFileMgr::Test
指定したファイルまたはディレクトリが存在するかどうかをチェックします。
[ public ]
SFCError Test(
    ACharConstPtr name   // ファイルまたはディレクトリ名
);
[ public ]
SFCError Test(
    SFXAnsiStringConstRef name   // ファイルまたはディレクトリ名
);

戻り値

  • 指定されたファイルまたはディレクトリが存在するとき: SFERR_NO_ERROR
  • それ以外のとき: SFERR_FAILED

使用例

指定したファイルが存在するかどうかをチェックします。

SFBFileMgrSmp       fileMgr = SFBFileMgr::NewInstance();

// 指定したファイルが存在するかどうかをチェックする
if (fileMgr->Test("sample.txt") == SUCCESS ) {
    // 指定したファイルが存在する場合の処理を記載する
    //                 ・
    //                 ・
    //                 ・
}

参照

BREW API IFILEMGR_Test


SFBFileMgr::UnUse
指定したファイルを使用するクラスのリストから 呼び出し側アプリケーションの ClassID を削除します。
[ public ]
SFCError UnUse(
    ACharConstPtr fileName   // ファイル名を含む null 終結文字列
);
[ public ]
SFCError UnUse(
    SFXAnsiStringConstRef fileName   // ファイル名を含む null 終結文字列
);

戻り値

  • 成功したとき: SFERR_NO_ERROR
  • メモリ不足のとき: SFERR_NO_MEMORY
  • 失敗したとき: SFERR_FAILED

解説

最後のアプリケーションが、指定したファイルが不要であると示した場合や、 SFBFileMgr::Remove が呼び出された場合に、 このファイルは削除されます。

参照

BREW API IFILEMGR_UnUse | SFBFileMgr::Use | SFBFileMgr::GetInfoEx | AEEFileInfoEx


SFBFileMgr::Use
指定したファイルを使用するクラスのリストに、 呼び出し側アプリケーションの ClassID を追加します。
[ public ]
SFCError Use(
    ACharConstPtr fileName   // ファイル名
);
[ public ]
SFCError Use(
    SFXAnsiStringConstRef fileName   // ファイル名
);

戻り値

  • 成功したとき: SFERR_NO_ERROR
  • メモリ不足のとき: SFERR_NO_MEMORY
  • 失敗したとき: SFERR_FAILED

解説

最後のアプリケーションが、指定したファイルが不要であると示した場合や SFBFileMgr::Remove が呼び出された場合に、 このファイルは削除されます。

参照

BREW API IFILEMGR_Use | SFBFileMgr::UnUse | SFBFileMgr::GetInfoEx | AEEFileInfoEx