コンパイルできない (インクルードファイル「AEEKDDI.h」のエラー)
以下のエラーメッセージが出てコンパイルできないときは、KDDI社BREW 日本拡張パッケージの定義 TARGET_EXTENSION_KDDI を削除する必要があります。
ただし、KDDI BREW 日本拡張パッケージを使用する場合は、下記の設定が必要です。このときは、KDDI BREW 日本拡張パッケージが正しくインストールされていない可能性があります。
「fatal error C1083: include ファイルを開けません。'AEEKDDI.h'」
削除手順
Visual C++ 6.0 の場合
・メニューから [プロジェクト] -> [設定] を選択する。
・[C/C++] タブを選択する。
・[プリプロセッサの定義] の項目から [TARGET_EXTENSION_KDDI] を削除し、OKボタンを押す。
Visual Studio 2003/2005 の場合
・メニューから [プロジェクト] -> [プロパティ] を選択する。
・[C/C++] フォルダから[プリプロセッサ]を選択する。
・[プリプロセッサの定義] の項目から [TARGET_EXTENSION_KDDI] を削除し、OKボタンを押す。
modファイル作成後に、警告メッセージが表示される
modファイル作成時に以下のメッセージが出力されます。
Deprecated command syntax will not be supported in future versions. Use -output to specify the output file.
Finished: 0 information, 1 warning and 0 error messages.
この警告メッセージはBREW SDK 付属のアドインが生成しているメッセージで、古いリンカオプションを指定しているときに出力されます。
アプリの動作には問題ありません。
この警告メッセージが発生しないようにするには、メイクファイルにある
$(HEXTOOL) $(TARGET).$(EXETYPE) $(BINFORMAT) $(TARGET).$(MODULE)
を
$(HEXTOOL) $(TARGET).$(EXETYPE) $(BINFORMAT) -output $(TARGET).$(MODULE)
に変更します。
コンパイル時に警告メッセージが出力される
コンパイル時に以下のメッセージが出力される場合があります。
「LINK : warning LNK4098: defaultlib 'LIBCMTD' は他のライブラリの使用と競合しています。/NODEFAULTLIB:library を使用してください。」
この警告メッセージはライブラリがリリースバージョンなのにも関わらず、アプリをデバッグバージョンで
ビルドすることによって出力されます。
アプリの動作自体に問題があるわけではありません。