SophiaFramework UNIVERSE 5.3 |
■ 仕様と使い方
コンテナは、コントロール内や他のコンテナ(コンテナ・ウィンドウ・ダイアログ)内に配置されるように設計されたレスポンダです。
SFYContainer クラスは、 フォーカス移動、仮想領域のスクロールとスクロールキーの管理を提供するコンテナの抽象クラスです。
SFYContainer クラスは各種コンテナを実装するための起点(基底クラス)となります (複雑な機能を持ったコンテナは、SFYContainer クラスを継承して実装します)。
たとえば、 SFZContainer、 SFZWindow、 SFZDialog は SFYContainer クラスを継承して実装しています。
コントロールやコンテナが配置されている場合、 SFYContainer::SetScrollDownKey / SFYContainer::SetScrollUpKey / SFYContainer::SetPageDownKey / SFYContainer::SetPageUpKey / SFYContainer::SetSnapDownKey / SFYContainer::SetSnapUpKey 関数で設定するスクロールキーでフォーカスの移動機能を利用できます。
仮想領域が実領域よりも大きい場合は、 フォーカス移動機能と連動した、仮想領域の上下方向へのスクロール機能も利用できます。
■ イベントとハンドラ
SFYContainer を継承するレスポンダでは、 SFYContainer::SFYContainer / SFYWidget::SFYWidget コンストラクタで登録されたハンドラの処理により、 下記のイベントを受信すると、対応する下記の仮想関数(ハンドラ)が最初に呼び出されます。 その後、開発者がレスポンダに登録したハンドラが呼び出されることになります。
注意 | |
---|---|
ハンドラの詳細については、 SFYContainer::SFYContainer / SFYWidget::SFYWidget コンストラクタの解説を参照してください。 |
Tip | |
---|---|
ハンドラを登録する手間を省略できるので、 通常、これらのイベント処理は仮想関数をオーバーライドして記述します。 |
表 237. イベント、仮想関数(ハンドラ)とデフォルト動作
イベント | 仮想関数(ハンドラ) | デフォルトの動作 | オーバーライド |
---|---|---|---|
SFYContainer::SetScrollUpKey 関数で設定された ScrollUp キーの SFEVT_KEY イベント | SFYContainer::HandleScrollUpKey | 仮想領域を上方向にスクロールする※1 | 任意 |
SFYContainer::SetScrollDownKey 関数で設定された ScrollDown キーの SFEVT_KEY イベント | SFYContainer::HandleScrollDownKey | 仮想領域を下方向にスクロールする※2 | 任意 |
SFYContainer::SetPageUpKey 関数で設定された PageUp キーの SFEVT_KEY イベント | SFYContainer::HandlePageUpKey | 仮想領域を上方向に 1 ページ分スクロールする※3 | 任意 |
SFYContainer::SetPageDownKey 関数で設定された PageDown キーの SFEVT_KEY イベント | SFYContainer::HandlePageDownKey | 仮想領域を下方向に 1 ページ分スクロールする※4 | 任意 |
SFYContainer::SetSnapUpKey 関数で設定された SnapUp キーの SFEVT_KEY イベント | SFYContainer::HandleSnapUpKey | 仮想領域を上端までスクロールする※5 | 任意 |
SFYContainer::SetSnapDownKey 関数で設定された SnapDown キーの SFEVT_KEY イベント | SFYContainer::HandleSnapDownKey | 仮想領域を下端までスクロールする※6 | 任意 |
(SFEVT_RESPONDER_BOUND, SFP16_BOUND_REQUEST) イベント | SFYWidget::HandleBoundRequest | − | 推奨 |
(SFEVT_RESPONDER_BOUND, SFP16_BOUND_OPTIMIZE) イベント | SFYWidget::HandleBoundOptimize | − | 推奨 |
(SFEVT_RESPONDER_BOUND, SFP16_BOUND_REAL) イベント | SFYWidget::HandleBoundReal | − | 任意 |
(SFEVT_RESPONDER_BOUND, SFP16_BOUND_VIRTUAL) イベント | SFYWidget::HandleBoundVirtual | − | 任意 |
(SFEVT_RESPONDER_BOUND, SFP16_BOUND_GLOBAL) イベント | SFYWidget::HandleBoundGlobal | − | 非推奨[廃止予定] |
(SFEVT_RESPONDER_RENDER, SFP16_RENDER_REQUEST) イベント | SFYWidget::HandleRenderRequest | − | 任意 |
※デフォルトの動作にある "−" は何も実装していないことを表す。
注釈 | |
---|---|
※1. SFYContainer::ScrollUp 関数を実行します。 ※2. SFYContainer::ScrollDown 関数を実行します。 ※3. SFYContainer::PageUp 関数を実行します。 ※4. SFYContainer::PageDown 関数を実行します。 ※5. SFYContainer::SnapUp 関数を実行します。 ※6. SFYContainer::SnapDown 関数を実行します。 |
ユーザー定義コンテナを作成するときに最低限必要なコードを示します。
例 874. 宣言
SFMTYPEDEFRESPONDER(USRContainer) class USRContainer : public SFYContainer { SFMSEALRESPONDER(USRContainer) SFMRESPONDERINSTANTIATETHREE(USRContainer, SFYContainer, SFYWidget, SFYResponder) public: // レスポンダのタイプを定義する // 小文字と記号のみからなるタイプは予約されているので使えない enum CodeEnum { CODE_TYPE = four_char_code('U', 'N', 'T', 'N') }; SFMTYPEDEFTYPE(CodeEnum) public: static USRContainerSmp NewInstance(SFCErrorPtr exception = null); protected: explicit USRContainer(Void) static_throws; virtual ~USRContainer(Void); // 親クラスで定義されている仮想関数のうち、実装が推奨される仮想関数 virtual Void HandleBoundRequest(SFXRectanglePtr rectangle) const; virtual Void HandleBoundOptimize(SFXRectanglePtr rectangle) const; virtual Void HandleBoundReal(Void); virtual Void HandleBoundVirtual(Void); virtual Void HandleRenderRequest(SFXGraphicsPtr graphics) const; };
例 875. 実装
// コンストラクタ USRContainer::USRContainer(Void) static_throws { if (static_try()) { // レスポンダのタイプを設定する SetType(CODE_TYPE); // 初期化処理を記述する } } // デストラクタ USRContainer::~USRContainer(Void) { // 終了処理を記述する } // スマートポインタで管理されるインスタンスを生成する関数 USRContainerSmp USRContainer::NewInstance(SFCErrorPtr exception) { return static_pointer_cast<USRContainer>(Factory(::new USRContainer, exception)); } Void USRContainer::HandleBoundRequest(SFXRectanglePtr rectangle) const { // コンテナに最適な大きさを計算して rectangle パラメータに設定する // この関数内では、rectangle の原点は変更せず、rectangle のサイズだけを設定する(推奨) return; } Void USRContainer::HandleBoundOptimize(SFXRectanglePtr rectangle) const { // コンテナに最適な大きさを rectangle パラメータ内の大きさに // 収まるように計算し、rectangle パラメータに設定する // この関数内では、rectangle の原点は変更せず、rectangle のサイズだけを設定する(推奨) return; } Void USRContainer::HandleBoundReal(Void) { // 実領域が変更された場合に再計算が必要なものがあれば、ここに記述する return; } Void USRContainer::HandleBoundVirtual(Void) { // 仮想領域が変更された場合に再計算が必要なものがあれば、ここに記述する return; } Void USRContainer::HandleRenderRequest(SFXGraphicsPtr graphics) const { // コンテナを描画する return; }
SFYContainer::SFYContainer | SFYWidget::SFYWidget | SFZContainer | SFZWindow | SFZDialog | SFZMessageDialog | SFZQuestionDialog | SFZTabPage | 仮想領域 | 実領域 | ローカル領域 | SFYContainer::SetScrollDownKey | SFYContainer::SetScrollUpKey | SFYContainer::SetPageDownKey | SFYContainer::SetPageUpKey | SFYContainer::SetSnapDownKey | SFYContainer::SetSnapUpKey | キーイベント[SFEVT_KEY] | 領域イベント[SFEVT_RESPONDER_BOUND] | 描画イベント[SFEVT_RESPONDER_RENDER] | コンテナを表す抽象クラス[SFYContainer]
コンストラクタ/デストラクタ |
---|
SFYContainer( Void ) SFYContainer クラスのコンストラクタです。
|
~SFYContainer( Void ) SFYContainer クラスのデストラクタです。
|
パブリック関数 | |
---|---|
AVKType |
GetPageDownKey( Void ) 仮想領域を下方向に 1 ページ分スクロールする PageDown キーを取得します。
|
AVKType |
GetPageUpKey( Void ) 仮想領域を上方向に 1 ページ分スクロールする PageUp キーを取得します。
|
AVKType |
GetScrollDownKey( Void ) 仮想領域を下方向にスクロールステップ分スクロールする ScrollDown キーを取得します。
|
Bool |
GetScrollRepeat( Void ) 連続スクロールフラグの値を取得します。
|
SInt16 |
GetScrollStep( Void ) スクロールステップを取得します。[単位 : ピクセル]
|
AVKType |
GetScrollUpKey( Void ) 仮想領域を上方向にスクロールステップ分スクロールする ScrollUp キーを取得します。
|
AVKType |
GetSnapDownKey( Void ) 仮想領域を下端までスクロールする SnapDown キーを取得します。
|
AVKType |
GetSnapUpKey( Void ) 仮想領域を上端までスクロールする SnapUp キーを取得します。
|
Bool |
PageDown( Void ) 仮想領域を下方向に 1 ページ分スクロールします。
|
Bool |
PageUp( Void ) 仮想領域を上方向に 1 ページ分スクロールします。
|
Bool |
ScrollDown( Void ) 仮想領域を下方向にスクロールします。
|
Bool |
ScrollUp( Void ) 仮想領域を上方向にスクロールします。
|
Void |
SetPageDownKey(
AVKType param
) 仮想領域を下方向に 1 ページ分スクロールする PageDown キーを設定します。
|
Void |
SetPageUpKey(
AVKType param
) 仮想領域を上方向に 1 ページ分スクロールする PageUp キーを設定します。
|
Void |
SetScrollDownKey(
AVKType param
) 仮想領域を下方向にスクロールステップ分スクロールする ScrollDown キーを設定します。
|
Void |
SetScrollRepeat(
Bool param
) 連続スクロールフラグを設定します。
|
Void |
SetScrollStep(
SInt16 param
) スクロールステップを設定します。[単位 : ピクセル]
|
Void |
SetScrollUpKey(
AVKType param
) 仮想領域を上方向にスクロールステップ分スクロールする ScrollUp キーを設定します。
|
Void |
SetSnapDownKey(
AVKType param
) 仮想領域を下端までスクロールする SnapDown キーを設定します。
|
Void |
SetSnapUpKey(
AVKType param
) 仮想領域を上端までスクロールする SnapUp キーを設定します。
|
Bool |
SnapDown( Void ) 仮想領域を下端までスクロールします。
|
Bool |
SnapUp( Void ) 仮想領域を上端までスクロールします。
|
Void |
ClearHandler( Void )
(SFYResponder から継承)
このレスポンダのハンドラの登録をすべて解除します。
|
Void |
ClearTracer( Void )
(SFYResponder から継承)
このレスポンダのトレーサの配信規則の登録をすべて解除します。
|
SFCError |
Distribute(
SFXEventConstRef event
, BoolPtr result = null
)
(SFYResponder から継承)
指定された配信型イベントを
SFYDistributer インスタンスと、このレスポンダ以下のレスポンダツリーに配信します。
|
SFXRGBColorConstRef |
GetBackgroundColor( Void )
(SFYWidget から継承)
背景の色を取得します。
|
SFYResponderSmp |
GetChildBack( Void )
(SFYResponder から継承)
最背面に位置するこのレスポンダの子レスポンダを取得します。
|
SFYResponderSmp |
GetChildBack(
Bool visible
, Bool active
, Bool enable
, Bool focus
)
(SFYResponder から継承)
最背面に位置するこのレスポンダの子レスポンダを取得します。
|
SFYResponderSmp |
GetChildBack(
UInt32 id
)
(SFYResponder から継承)
最背面に位置するこのレスポンダの子レスポンダを取得します。
|
SFYResponderSmp |
GetChildBack(
UInt32 id
, Bool visible
, Bool active
, Bool enable
, Bool focus
)
(SFYResponder から継承)
最背面に位置するこのレスポンダの子レスポンダを取得します。
|
SFYResponderSmp |
GetChildBackward(
SInt32 index
)
(SFYResponder から継承)
背面から数えて指定された順番に位置するこのレスポンダの子レスポンダを取得します。
|
SFYResponderSmp |
GetChildBackward(
SInt32 index
, Bool visible
, Bool active
, Bool enable
, Bool focus
)
(SFYResponder から継承)
背面から数えて指定された順番に位置するこのレスポンダの子レスポンダを取得します。
|
SFYResponderSmp |
GetChildBackward(
SInt32 index
, UInt32 id
)
(SFYResponder から継承)
背面から数えて指定された順番に位置するこのレスポンダの子レスポンダを取得します。
|
SFYResponderSmp |
GetChildBackward(
SInt32 index
, UInt32 id
, Bool visible
, Bool active
, Bool enable
, Bool focus
)
(SFYResponder から継承)
背面から数えて指定された順番に位置するこのレスポンダの子レスポンダを取得します。
|
SInt32 |
GetChildCount( Void )
(SFYResponder から継承)
このレスポンダの子レスポンダの数を取得します。
|
SInt32 |
GetChildCount(
Bool visible
, Bool active
, Bool enable
, Bool focus
)
(SFYResponder から継承)
このレスポンダの子レスポンダの数を取得します。
|
SInt32 |
GetChildCount(
UInt32 id
)
(SFYResponder から継承)
このレスポンダの子レスポンダの数を取得します。
|
SInt32 |
GetChildCount(
UInt32 id
, Bool visible
, Bool active
, Bool enable
, Bool focus
)
(SFYResponder から継承)
このレスポンダの子レスポンダの数を取得します。
|
SFYResponderSmp |
GetChildForward(
SInt32 index
)
(SFYResponder から継承)
前面から数えて指定された順番に位置するこのレスポンダの子レスポンダを取得します。
|
SFYResponderSmp |
GetChildForward(
SInt32 index
, Bool visible
, Bool active
, Bool enable
, Bool focus
)
(SFYResponder から継承)
前面から数えて指定された順番に位置するこのレスポンダの子レスポンダを取得します。
|
SFYResponderSmp |
GetChildForward(
SInt32 index
, UInt32 id
)
(SFYResponder から継承)
前面から数えて指定された順番に位置するこのレスポンダの子レスポンダを取得します。
|
SFYResponderSmp |
GetChildForward(
SInt32 index
, UInt32 id
, Bool visible
, Bool active
, Bool enable
, Bool focus
)
(SFYResponder から継承)
前面から数えて指定された順番に位置するこのレスポンダの子レスポンダを取得します。
|
SFYResponderSmp |
GetChildFront( Void )
(SFYResponder から継承)
最前面に位置するこのレスポンダの子レスポンダを取得します。
|
SFYResponderSmp |
GetChildFront(
Bool visible
, Bool active
, Bool enable
, Bool focus
)
(SFYResponder から継承)
最前面に位置するこのレスポンダの子レスポンダを取得します。
|
SFYResponderSmp |
GetChildFront(
UInt32 id
)
(SFYResponder から継承)
最前面に位置するこのレスポンダの子レスポンダを取得します。
|
SFYResponderSmp |
GetChildFront(
UInt32 id
, Bool visible
, Bool active
, Bool enable
, Bool focus
)
(SFYResponder から継承)
最前面に位置するこのレスポンダの子レスポンダを取得します。
|
SFYDistributerPtr |
GetDistributer( Void )
(SFYResponder から継承)
このレスポンダに設定されている配信エンジンを取得します。
|
SFYResponderSmp |
GetFrame( Void )
(SFYResponder から継承)
このレスポンダに装着されたフレームを取得します。
|
SFXRectangle |
GetGlobalBound( Void )
(SFYResponder から継承)
このレスポンダのグローバル領域を取得します。
|
UInt32 |
GetID( Void )
(SFYResponder から継承)
このレスポンダの ID を取得します。
|
SFXRectangle |
GetLocalBound( Void )
(SFYResponder から継承)
このレスポンダのローカル領域を取得します。
|
SInt32 |
GetNthBackward( Void )
(SFYResponder から継承)
このレスポンダが背面から数えて何番目に位置するかを取得します。
|
SInt32 |
GetNthBackward(
Bool visible
, Bool active
, Bool enable
, Bool focus
)
(SFYResponder から継承)
このレスポンダが背面から数えて何番目に位置するかを取得します。
|
SInt32 |
GetNthBackward(
UInt32 id
)
(SFYResponder から継承)
このレスポンダが背面から数えて何番目に位置するかを取得します。
|
SInt32 |
GetNthBackward(
UInt32 id
, Bool visible
, Bool active
, Bool enable
, Bool focus
)
(SFYResponder から継承)
このレスポンダが背面から数えて何番目に位置するかを取得します。
|
SInt32 |
GetNthForward( Void )
(SFYResponder から継承)
このレスポンダが前面から数えて何番目に位置するかを取得します。
|
SInt32 |
GetNthForward(
Bool visible
, Bool active
, Bool enable
, Bool focus
)
(SFYResponder から継承)
このレスポンダが前面から数えて何番目に位置するかを取得します。
|
SInt32 |
GetNthForward(
UInt32 id
)
(SFYResponder から継承)
このレスポンダが前面から数えて何番目に位置するかを取得します。
|
SInt32 |
GetNthForward(
UInt32 id
, Bool visible
, Bool active
, Bool enable
, Bool focus
)
(SFYResponder から継承)
このレスポンダが前面から数えて何番目に位置するかを取得します。
|
SFYResponderSmp |
GetParent( Void )
(SFYResponder から継承)
このレスポンダの親レスポンダを取得します。
|
Bool |
GetPropertyTransparent( Void )
(SFYResponder から継承)
このレスポンダの透過属性を取得します。
|
SFXRectangleConstRef |
GetRealBound( Void )
(SFYResponder から継承)
このレスポンダの実領域を取得します。
|
VoidPtr |
GetReference( Void )
(SFYResponder から継承)
このレスポンダのリファレンス値を取得します。
|
SFYRendererPtr |
GetRenderer( Void )
(SFYResponder から継承)
このレスポンダに設定されている描画エンジンを取得します。
|
SFYResponderSmp |
GetRoot( Void )
(SFYResponder から継承)
このレスポンダが所属するレスポンダツリーのルートレスポンダを取得します。
|
Bool |
GetStateActive(
Bool inherit = false
)
(SFYResponder から継承)
このレスポンダの活性状態を取得します。
|
Bool |
GetStateEnable(
Bool inherit = false
)
(SFYResponder から継承)
このレスポンダの操作可能状態を取得します。
|
Bool |
GetStateFocus(
Bool inherit = false
)
(SFYResponder から継承)
このレスポンダのフォーカス状態を取得します。
|
Bool |
GetStateValid(
Bool inherit = false
)
(SFYResponder から継承)
このレスポンダの有効状態を取得します。
|
Bool |
GetStateVisible(
Bool inherit = false
)
(SFYResponder から継承)
このレスポンダの可視状態を取得します。
|
SFXRectangle |
GetSuitableBound( Void )
(SFYResponder から継承)
このレスポンダの最適な領域(サイズ)を取得します。
|
SFXRectangle |
GetSuitableBound(
SFXRectangleConstRef rectangle
)
(SFYResponder から継承)
このレスポンダの最適な領域(サイズ)を取得します。
|
SFXRectangle |
GetSuitableBound(
SFXRectangleConstRef param
, HorizontalEnum horizontal
, VerticalEnum vertical
)
(SFYResponder から継承)
このレスポンダの最適な領域(サイズ)を取得します。
|
SFXMargin |
GetSuitableMargin( Void )
(SFYResponder から継承)
このレスポンダのフレーム余白領域を取得します。
|
SFCType |
GetType( Void )
(SFYResponder から継承)
このレスポンダのタイプを取得します。
|
SFXRectangleConstRef |
GetVirtualBound( Void )
(SFYResponder から継承)
このレスポンダの仮想領域を取得します。
|
Bool |
HasFrame( Void )
(SFYResponder から継承)
このレスポンダがコンテントレスポンダであるかどうかを判定します。
|
Void |
Initialize( Void )
(SFYResponder から継承)
このレスポンダを初期化します。
|
Void |
Invalidate( Void )
(SFYResponder から継承)
指定された領域を再描画領域に登録します。
|
Void |
Invalidate(
SFXRectangleConstRef param
)
(SFYResponder から継承)
指定された領域を再描画領域に登録します。
|
Void |
InvokeBackward(
SFXEventConstRef event
, Bool overload
, BoolPtr result = null
)
(SFYResponder から継承)
指定されたコールバック型イベントをこのレスポンダに送信します
(ハンドラは登録順に起動されます)。
|
Void |
InvokeForward(
SFXEventConstRef event
, Bool overload
, BoolPtr result = null
)
(SFYResponder から継承)
指定されたコールバック型イベントをこのレスポンダに送信します
(ハンドラは登録の逆順に起動されます)。
|
Bool |
IsBack( Void )
(SFYResponder から継承)
このレスポンダが最背面に位置するかどうかを判定します。
|
Bool |
IsBack(
Bool visible
, Bool active
, Bool enable
, Bool focus
)
(SFYResponder から継承)
このレスポンダが最背面に位置するかどうかを判定します。
|
Bool |
IsBack(
UInt32 id
)
(SFYResponder から継承)
このレスポンダが最背面に位置するかどうかを判定します。
|
Bool |
IsBack(
UInt32 id
, Bool visible
, Bool active
, Bool enable
, Bool focus
)
(SFYResponder から継承)
このレスポンダが最背面に位置するかどうかを判定します。
|
Bool |
IsFrame( Void )
(SFYResponder から継承)
このレスポンダがアタッチメントフレームであるかどうかを判定します。
|
Bool |
IsFront( Void )
(SFYResponder から継承)
このレスポンダが最前面に位置するかどうかを判定します。
|
Bool |
IsFront(
Bool visible
, Bool active
, Bool enable
, Bool focus
)
(SFYResponder から継承)
このレスポンダが最前面に位置するかどうかを判定します。
|
Bool |
IsFront(
UInt32 id
)
(SFYResponder から継承)
このレスポンダが最前面に位置するかどうかを判定します。
|
Bool |
IsFront(
UInt32 id
, Bool visible
, Bool active
, Bool enable
, Bool focus
)
(SFYResponder から継承)
このレスポンダが最前面に位置するかどうかを判定します。
|
Bool |
IsNthBackward(
SInt32 index
)
(SFYResponder から継承)
このレスポンダが背面から数えて指定された順番に位置するかどうかを判定します。
|
Bool |
IsNthBackward(
SInt32 index
, Bool visible
, Bool active
, Bool enable
, Bool focus
)
(SFYResponder から継承)
このレスポンダが背面から数えて指定された順番に位置するかどうかを判定します。
|
Bool |
IsNthBackward(
SInt32 index
, UInt32 id
)
(SFYResponder から継承)
このレスポンダが背面から数えて指定された順番に位置するかどうかを判定します。
|
Bool |
IsNthBackward(
SInt32 index
, UInt32 id
, Bool visible
, Bool active
, Bool enable
, Bool focus
)
(SFYResponder から継承)
このレスポンダが背面から数えて指定された順番に位置するかどうかを判定します。
|
Bool |
IsNthForward(
SInt32 index
)
(SFYResponder から継承)
このレスポンダが前面から数えて指定された順番に位置するかどうかを判定します。
|
Bool |
IsNthForward(
SInt32 index
, Bool visible
, Bool active
, Bool enable
, Bool focus
)
(SFYResponder から継承)
このレスポンダが前面から数えて指定された順番に位置するかどうかを判定します。
|
Bool |
IsNthForward(
SInt32 index
, UInt32 id
)
(SFYResponder から継承)
このレスポンダが前面から数えて指定された順番に位置するかどうかを判定します。
|
Bool |
IsNthForward(
SInt32 index
, UInt32 id
, Bool visible
, Bool active
, Bool enable
, Bool focus
)
(SFYResponder から継承)
このレスポンダが前面から数えて指定された順番に位置するかどうかを判定します。
|
Bool |
IsRoot( Void )
(SFYResponder から継承)
このレスポンダがルートレスポンダであるかどうかを判定します。
|
SFCError |
Recover( Void )
(SFYResponder から継承)
デバイス画面保存用ビットマップを使用してこのレスポンダとレスポンダ空間との交差領域を復元します。
|
SFCError |
RegisterHandler(
SFXEventRangeConstRef range
, SFYHandler::RuleRecConstRef rule
)
(SFYResponder から継承)
指定されたハンドラをこのレスポンダに登録します。
|
SFCError |
RegisterHandler(
SFXEventRangeConstRef range
, SFYHandler::HandlerSPP spp
, VoidPtr reference
)
(SFYResponder から継承)
指定されたハンドラをこのレスポンダに登録します。
|
SFCError |
RegisterHandler(
SFXEventRangeConstPtr range
, SFYHandler::RuleRecConstPtr rule
, SInt32 length
)
(SFYResponder から継承)
指定されたハンドラをこのレスポンダに登録します。
|
SFCError |
RegisterHandler(
SFXEventRangeConstPtr range
, SFYHandler::HandlerSPPConstPtr spp
, VoidPtrConstPtr reference
, SInt32 length
)
(SFYResponder から継承)
指定されたハンドラをこのレスポンダに登録します。
|
SFCError |
RegisterTracer(
SFXEventRangeConstRef range
, SFYTracer::RuleRecConstRef rule
)
(SFYResponder から継承)
指定された配信規則をこのレスポンダのトレーサに登録します。
|
SFCError |
RegisterTracer(
SFXEventRangeConstRef range
, SFYTracer::OrderEnum order
, SFYTracer::StateEnum state
, Bool overload
)
(SFYResponder から継承)
指定された配信規則をこのレスポンダのトレーサに登録します。
|
SFCError |
RegisterTracer(
SFXEventRangeConstPtr range
, SFYTracer::RuleRecConstPtr rule
, SInt32 length
)
(SFYResponder から継承)
指定された配信規則をこのレスポンダのトレーサに登録します。
|
SFCError |
RegisterTracer(
SFXEventRangeConstPtr range
, SFYTracer::OrderEnumConstPtr order
, SFYTracer::StateEnumConstPtr state
, BoolConstPtr overload
, SInt32 length
)
(SFYResponder から継承)
指定された配信規則をこのレスポンダのトレーサに登録します。
|
SFCError |
Render(
Bool force = false
)
(SFYResponder から継承)
このレスポンダ以下のレスポンダツリーをレスポンダ空間に再描画します。
|
Void |
SetBackgroundColor(
SFXRGBColorConstRef param
)
(SFYWidget から継承)
背景の色を設定します。
|
Void |
SetDistributer(
SFYDistributerPtr param
)
(SFYResponder から継承)
指定された配信エンジンをこのレスポンダに設定します。
|
SFCError |
SetFrame(
SFYResponderSmpConstRef param
)
(SFYResponder から継承)
このレスポンダにフレームを装着します。
|
Void |
SetID(
UInt32 param
)
(SFYResponder から継承)
指定された ID をこのレスポンダに設定します。
|
SFCError |
SetParent(
SFYResponderSmpConstRef param
)
(SFYResponder から継承)
指定されたレスポンダをこのレスポンダの親レスポンダに設定します。
|
Void |
SetProperty(
Bool transparent
)
(SFYResponder から継承)
指定された属性をこのレスポンダに設定します。
|
Void |
SetPropertyTransparent(
Bool param
)
(SFYResponder から継承)
指定された透過属性をこのレスポンダに設定します。
|
Void |
SetRealBound(
SFXRectangleConstRef param
)
(SFYResponder から継承)
指定された領域をこのレスポンダの実領域に設定します。
|
Void |
SetReference(
VoidPtr param
)
(SFYResponder から継承)
指定された値をこのレスポンダのリファレンスに設定します。
|
Void |
SetRenderer(
SFYRendererPtr param
)
(SFYResponder から継承)
指定された描画エンジンをこのレスポンダに設定します。
|
Void |
SetState(
Bool visible
, Bool active
, Bool enable
, Bool focus
)
(SFYResponder から継承)
指定された値をこのレスポンダの可視、活性、操作可能、フォーカスの各状態フラグに設定します。
|
Void |
SetStateActive(
Bool param
)
(SFYResponder から継承)
指定された値をこのレスポンダの活性状態フラグに設定します。
|
Void |
SetStateEnable(
Bool param
)
(SFYResponder から継承)
指定された値をこのレスポンダの操作可能状態フラグに設定します。
|
Void |
SetStateFocus(
Bool param
)
(SFYResponder から継承)
指定された値をこのレスポンダのフォーカス状態フラグに設定します。
|
Void |
SetStateVisible(
Bool param
)
(SFYResponder から継承)
指定された値をこのレスポンダの可視状態フラグに設定します。
|
Void |
SetVirtualBound(
SFXRectangleConstRef param
)
(SFYResponder から継承)
指定された領域をこのレスポンダの仮想領域に設定します。
|
SFCError |
Snapshot(
SFBBitmapSmpConstRef bitmap
)
(SFYResponder から継承)
デバイス画面保存用ビットマップからこのレスポンダとレスポンダ空間との交差領域のスナップショットを取得します。
|
Void |
Terminate( Void )
(SFYResponder から継承)
このレスポンダの終了処理を行います。
|
Void |
ToBack( Void )
(SFYResponder から継承)
このレスポンダを指定された条件の姉妹レスポンダのなかで最背面に移動します。
|
Void |
ToBack(
Bool visible
, Bool active
, Bool enable
, Bool focus
)
(SFYResponder から継承)
このレスポンダを指定された条件の姉妹レスポンダのなかで最背面に移動します。
|
Void |
ToBack(
UInt32 id
)
(SFYResponder から継承)
このレスポンダを指定された条件の姉妹レスポンダのなかで最背面に移動します。
|
Void |
ToBack(
UInt32 id
, Bool visible
, Bool active
, Bool enable
, Bool focus
)
(SFYResponder から継承)
このレスポンダを指定された条件の姉妹レスポンダのなかで最背面に移動します。
|
Void |
ToFront( Void )
(SFYResponder から継承)
このレスポンダを指定された条件の姉妹レスポンダのなかで最前面に移動します。
|
Void |
ToFront(
Bool visible
, Bool active
, Bool enable
, Bool focus
)
(SFYResponder から継承)
このレスポンダを指定された条件の姉妹レスポンダのなかで最前面に移動します。
|
Void |
ToFront(
UInt32 id
)
(SFYResponder から継承)
このレスポンダを指定された条件の姉妹レスポンダのなかで最前面に移動します。
|
Void |
ToFront(
UInt32 id
, Bool visible
, Bool active
, Bool enable
, Bool focus
)
(SFYResponder から継承)
このレスポンダを指定された条件の姉妹レスポンダのなかで最前面に移動します。
|
Void |
ToNthBackward(
SInt32 index
)
(SFYResponder から継承)
このレスポンダを指定された条件の姉妹レスポンダのなかで背面から数えて指定された位置に移動します。
|
Void |
ToNthBackward(
SInt32 index
, Bool visible
, Bool active
, Bool enable
, Bool focus
)
(SFYResponder から継承)
このレスポンダを指定された条件の姉妹レスポンダのなかで背面から数えて指定された位置に移動します。
|
Void |
ToNthBackward(
SInt32 index
, UInt32 id
)
(SFYResponder から継承)
このレスポンダを指定された条件の姉妹レスポンダのなかで背面から数えて指定された位置に移動します。
|
Void |
ToNthBackward(
SInt32 index
, UInt32 id
, Bool visible
, Bool active
, Bool enable
, Bool focus
)
(SFYResponder から継承)
このレスポンダを指定された条件の姉妹レスポンダのなかで背面から数えて指定された位置に移動します。
|
Void |
ToNthForward(
SInt32 index
)
(SFYResponder から継承)
このレスポンダを指定された条件の姉妹レスポンダのなかで前面から数えて指定された位置に移動します。
|
Void |
ToNthForward(
SInt32 index
, Bool visible
, Bool active
, Bool enable
, Bool focus
)
(SFYResponder から継承)
このレスポンダを指定された条件の姉妹レスポンダのなかで前面から数えて指定された位置に移動します。
|
Void |
ToNthForward(
SInt32 index
, UInt32 id
)
(SFYResponder から継承)
このレスポンダを指定された条件の姉妹レスポンダのなかで前面から数えて指定された位置に移動します。
|
Void |
ToNthForward(
SInt32 index
, UInt32 id
, Bool visible
, Bool active
, Bool enable
, Bool focus
)
(SFYResponder から継承)
このレスポンダを指定された条件の姉妹レスポンダのなかで前面から数えて指定された位置に移動します。
|
Void |
UnregisterHandler(
SFXEventRangeConstRef range
, SFYHandler::RuleRecConstRef rule
)
(SFYResponder から継承)
このレスポンダから指定されたハンドラの登録を解除します。
|
Void |
UnregisterHandler(
SFXEventRangeConstRef range
, SFYHandler::HandlerSPP spp
, VoidPtr reference
)
(SFYResponder から継承)
このレスポンダから指定されたハンドラの登録を解除します。
|
Void |
UnregisterHandler(
SFXEventRangeConstPtr range
, SFYHandler::RuleRecConstPtr rule
, SInt32 length
)
(SFYResponder から継承)
このレスポンダから指定されたハンドラの登録を解除します。
|
Void |
UnregisterHandler(
SFXEventRangeConstPtr range
, SFYHandler::HandlerSPPConstPtr spp
, VoidPtrConstPtr reference
, SInt32 length
)
(SFYResponder から継承)
このレスポンダから指定されたハンドラの登録を解除します。
|
Void |
UnregisterTracer(
SFXEventRangeConstRef range
)
(SFYResponder から継承)
このレスポンダのトレーサから指定された配信規則の登録を解除します。
|
Void |
UnregisterTracer(
SFXEventRangeConstPtr range
, SInt32 length
)
(SFYResponder から継承)
このレスポンダのトレーサから指定された配信規則の登録を解除します。
|
プロテクト関数 | |
---|---|
Bool |
HandlePageDownKey( Void ) PageDown キーの SFEVT_KEY イベントを受信したときに呼び出される関数です。
|
Bool |
HandlePageUpKey( Void ) PageUp キーの SFEVT_KEY イベントを受信したときに呼び出される関数です。
|
Bool |
HandleScrollDownKey( Void ) ScrollDown キーの SFEVT_KEY イベントを受信したときに呼び出される関数です。
|
Bool |
HandleScrollUpKey( Void ) ScrollUp キーの SFEVT_KEY イベントを受信したときに呼び出される関数です。
|
Bool |
HandleSnapDownKey( Void ) SnapDown キーの SFEVT_KEY イベントを受信したときに呼び出される関数です。
|
Bool |
HandleSnapUpKey( Void ) SnapUp キーの SFEVT_KEY イベントを受信したときに呼び出される関数です。
|
static SFYResponderSmp |
Factory(
SFYResponderPtr responder
, SFCErrorPtr exception = null
)
(SFYResponder から継承)
NewInstance 関数の実装を補助します。
|
SFYResponderSmp |
GetThis( Void )
(SFYResponder から継承)
このレスポンダのスマートポインタを取得します。
|
Void |
HandleBoundGlobal(
SFXRectangleConstRef rectangle
)
(SFYWidget から継承)
[非推奨(廃止予定 API)] グローバル領域が変化したときに呼び出される関数です。
|
Void |
HandleBoundOptimize(
SFXRectanglePtr rectangle
)
(SFYWidget から継承)
(SFEVT_RESPONDER_BOUND, SFP16_BOUND_OPTIMIZE) イベントを受信したときに呼び出される関数です(指定した矩形に収まる範囲内で最適な領域を計算します)。
|
Void |
HandleBoundReal( Void )
(SFYWidget から継承)
(SFEVT_RESPONDER_BOUND, SFP16_BOUND_REAL) イベントを受信したときに呼び出される関数です
(実領域が変化したときの処理を行います)。
|
Void |
HandleBoundRequest(
SFXRectanglePtr rectangle
)
(SFYWidget から継承)
(SFEVT_RESPONDER_BOUND, SFP16_BOUND_REQUEST) イベントを受信したときに呼び出される関数です(最適な領域を計算します)。
|
Void |
HandleBoundVirtual( Void )
(SFYWidget から継承)
(SFEVT_RESPONDER_BOUND, SFP16_BOUND_VIRTUAL) イベントを受信したときに呼び出される関数です
(仮想領域が変化したときの処理を行います)。
|
Void |
HandleRenderRequest(
SFXGraphicsPtr graphics
)
(SFYWidget から継承)
描画イベントを受信したときに呼び出される関数です(レスポンダを描画します)。
|
Void |
SetType(
SFCType param
)
(SFYResponder から継承)
指定された値をこのレスポンダのタイプに設定します。
|
型 |
---|
CodeEnum SFYContainer クラスを表す定数です。
|
DefaultEnum デフォルトのスクロールステップ(単位 : ピクセル)を表す定数です。
|
HorizontalEnum
(SFYResponder から継承)
水平方向のアライメントを表す定数です。
|
VerticalEnum
(SFYResponder から継承)
垂直方向のアライメントを表す定数です。
|
[ protected, explicit ] SFYContainer(Void);
このコンストラクタは、以下の初期化処理を行います。
表 238. イベントハンドラ
イベント | ハンドラの内容 |
---|---|
SFYContainer::SetScrollUpKey で設定された ScrollUp キーの SFEVT_KEY イベント | SFYContainer::HandleScrollUpKey 関数を呼び出します。 |
SFYContainer::SetScrollDownKey で設定された ScrollDown キーの SFEVT_KEY イベント | SFYContainer::HandleScrollDownKey 関数を呼び出します。 |
SFYContainer::SetPageUpKey で設定された PageUp キーの SFEVT_KEY イベント | SFYContainer::HandlePageUpKey 関数を呼び出します。 |
SFYContainer::SetPageDownKey で設定された PageDown キーの SFEVT_KEY イベント | SFYContainer::HandlePageDownKey 関数を呼び出します。 |
SFYContainer::SetSnapUpKey で設定された SnapUp キーの SFEVT_KEY イベント | SFYContainer::HandleSnapUpKey 関数を呼び出します。 |
SFYContainer::SetSnapDownKey で設定された SnapDown キーの SFEVT_KEY イベント | SFYContainer::HandleSnapDownKey 関数を呼び出します。 |
注意 | |
---|---|
SFYContainer クラスを継承するレスポンダでは、 上記イベントが発生すると、それに対応するハンドラが呼び出されます。 |
このコンストラクタの内部実装は以下の通りです。
/*protected */SFYContainer::SFYContainer(Void) static_throws { static SFXEventRange::AtomRecConst trange[] = { #if TARGET_VERSION_GE(3, 0, 0) { SFEVT_KEY_PRESS, SFEVT_KEY_RELEASE, SFP16_BEGIN, SFP16_END}, #else { SFEVT_KEY_PRESS, SFEVT_KEY_HELD, SFP16_BEGIN, SFP16_END}, #endif { SFEVT_KEY, SFEVT_KEY, SFP16_BEGIN, SFP16_END}, { SFEVT_RESPONDER_FOCUS, SFEVT_RESPONDER_FOCUS, SFP16_FOCUS_FORWARD, SFP16_FOCUS_FORWARD}, { SFEVT_RESPONDER_FOCUS, SFEVT_RESPONDER_FOCUS, SFP16_FOCUS_BACKWARD, SFP16_FOCUS_BACKWARD} }; SFYHandler::RuleRec trule[lengthof(trange)]; if (static_try()) { SetType(CODE_TYPE); trule[0].spp = XANDLER_FUNCTION(OnShield); trule[0].reference = this; trule[1].spp = XANDLER_FUNCTION(OnKey); trule[1].reference = this; trule[2].spp = XANDLER_FUNCTION(OnFocusForward); trule[2].reference = this; trule[3].spp = XANDLER_FUNCTION(OnFocusBackward); trule[3].reference = this; static_throw(RegisterHandler(atomic_cast(trange), trule, lengthof(trange))); if (static_try()) { _step = DEFAULT_STEP; _repeat = false; _key.sup = AVK_UP; _key.sdown = AVK_DOWN; _key.pup = AVK_TXPGUP; _key.pdown = AVK_TXPGDOWN; _key.nup = AVK_TXHOME; _key.ndown = AVK_TXEND; } } }// SFYContainer::SFYContainer // /*private */XANDLER_IMPLEMENT_BOOLEVENT(SFYContainer, OnShield, invoker, event) { unused(invoker); return (event.GetP16() == _key.sup || event.GetP16() == _key.sdown || event.GetP16() == _key.pup || event.GetP16() == _key.pdown || event.GetP16() == _key.nup || event.GetP16() == _key.ndown); }// XANDLER_IMPLEMENT_BOOLEVENT(SFYContainer, OnShield) // /*private */XANDLER_IMPLEMENT_BOOLEVENT(SFYContainer, OnKey, invoker, event) { Bool result(false); unused(invoker); if (event.GetP16() == _key.sup) { result = HandleScrollUpKey(); } else if (event.GetP16() == _key.sdown) { result = HandleScrollDownKey(); } else if (event.GetP16() == _key.pup) { result = HandlePageUpKey(); } else if (event.GetP16() == _key.pdown) { result = HandlePageDownKey(); } else if (event.GetP16() == _key.nup) { result = HandleSnapUpKey(); } else if (event.GetP16() == _key.ndown) { result = HandleSnapDownKey(); } return result; }// XANDLER_IMPLEMENT_BOOLEVENT(SFYContainer, OnKey) // /*private */XANDLER_IMPLEMENT_VOIDFOCUS(SFYContainer, OnFocusForward, invoker, reason, focus) { unused(invoker); unused(reason); if (focus) { SnapUp(); } return; }// XANDLER_IMPLEMENT_VOIDFOCUS(SFYContainer, OnFocusForward) // /*private */XANDLER_IMPLEMENT_VOIDFOCUS(SFYContainer, OnFocusBackward, invoker, reason, focus) { unused(invoker); unused(reason); if (focus) { SnapDown(); } return; }// XANDLER_IMPLEMENT_VOIDFOCUS(SFYContainer, OnFocusBackward) //
SFYResponder::SetType | SFYContainer::CodeEnum | SFYContainer::SetScrollStep | SFYContainer::DefaultEnum | SFYContainer::SetScrollRepeat | SFYContainer::SetScrollUpKey | SFYContainer::HandleScrollUpKey | SFYContainer::SetScrollDownKey | SFYContainer::HandleScrollDownKey | SFYContainer::SetPageUpKey | SFYContainer::HandlePageUpKey | SFYContainer::SetPageDownKey | SFYContainer::HandlePageDownKey | SFYContainer::SetSnapUpKey | SFYContainer::HandleSnapUpKey | SFYContainer::SetSnapDownKey | SFYContainer::HandleSnapDownKey | SFXEvent | タイプ | イベント | キーイベント[SFEVT_KEY]
[ protected, virtual ] virtual ~SFYContainer(Void);
このデストラクタは、何も行いません。
このデストラクタの内部実装は以下の通りです。
/*protected virtual */SFYContainer::~SFYContainer(Void) { }// SFYContainer::~SFYContainer //
[ public, const ] AVKType GetPageDownKey(Void);
仮想領域を下方向に 1 ページ分スクロールする PageDown キー。
この関数は、仮想領域を下方向に 1 ページ分スクロールする PageDown キーを取得します。
[ public, const ] AVKType GetPageUpKey(Void);
仮想領域を上方向に 1 ページ分スクロールする PageUp キー。
この関数は、仮想領域を上方向に 1 ページ分スクロールする PageUp キーを取得します。
[ public, const ] AVKType GetScrollDownKey(Void);
仮想領域を下方向にスクロールステップ分スクロールする ScrollDown キー。
この関数は、仮想領域を下方向にスクロールステップ分スクロールする ScrollDown キーを取得します。
[ public, const ] Bool GetScrollRepeat(Void);
この関数は、連続スクロールフラグの値を取得します。
注意 | |
---|---|
連続スクロールフラグが true に設定されていると、 最上部または最下部にフォーカスがあるときに、さらに移動させようとすると それぞれ最下部または最上部にジャンプします。 |
[ public, const ] SInt16 GetScrollStep(Void);
スクロールステップ。
この関数は、 SFYContainer::SetScrollStep 関数によって設定されたスクロールステップを取得します。[単位 : ピクセル]
[ public, const ] AVKType GetScrollUpKey(Void);
仮想領域を上方向にスクロールステップ分スクロールする ScrollUp キー。
この関数は、仮想領域を上方向にスクロールステップ分スクロールする ScrollUp キーを取得します。
[ public, const ] AVKType GetSnapDownKey(Void);
仮想領域を下端までスクロールする SnapDown キー。
この関数は、仮想領域を下端までスクロールする SnapDown キーを取得します。
[ public, const ] AVKType GetSnapUpKey(Void);
仮想領域を上端までスクロールする SnapUp キー。
この関数は、仮想領域を上端までスクロールする SnapUp キーを取得します。
[ protected, virtual ] Bool HandlePageDownKey(Void);
この関数は、SFYContainer::SetPageDownKey 関数で設定した PageDown キーの SFEVT_KEY イベント (キーイベント[SFEVT_KEY])を受信したときに呼び出されます。
開発者は、独自の処理のためにこの関数をオーバーライドできます。
デフォルトの実装では、 SFYContainer::PageDown 関数を呼び出して、 仮想領域を1ページ分下にスクロールします。
この関数の内部実装は以下の通りです。
/*protected virtual */Bool SFYContainer::HandlePageDownKey(Void) { return PageDown(); }// SFYContainer::HandlePageDownKey //
[ protected, virtual ] Bool HandlePageUpKey(Void);
この関数は、SFYContainer::SetPageUpKey 関数で設定した PageUp キーの SFEVT_KEY イベント (キーイベント[SFEVT_KEY])を受信したときに呼び出されます。
開発者は、独自の処理のためにこの関数をオーバーライドできます。
デフォルトの実装では、 SFYContainer::PageUp 関数を呼び出して、 仮想領域を1ページ分上にスクロールします。
この関数の内部実装は以下の通りです。
/*protected virtual */Bool SFYContainer::HandlePageUpKey(Void) { return PageUp(); }// SFYContainer::HandlePageUpKey //
[ protected, virtual ] Bool HandleScrollDownKey(Void);
この関数は、SFYContainer::SetScrollDownKey 関数で設定した ScrollDown キーの SFEVT_KEY イベント (キーイベント[SFEVT_KEY])を受信したときに呼び出されます。
開発者は、独自の処理のためにこの関数をオーバーライドできます。
デフォルトの実装では、SFYContainer::ScrollDown 関数を呼び出して、仮想領域を下方向にスクロールします。
この関数の内部実装は以下の通りです。
/*protected virtual */Bool SFYContainer::HandleScrollDownKey(Void) { return ScrollDown(); }// SFYContainer::HandleScrollDownKey //
[ protected, virtual ] Bool HandleScrollUpKey(Void);
この関数は、SFYContainer::SetScrollUpKey 関数で設定した ScrollUp キーの SFEVT_KEY イベント (キーイベント[SFEVT_KEY])を受信したときに呼び出されます。
開発者は、独自の処理のためにこの関数をオーバーライドできます。
デフォルトの実装では、SFYContainer::ScrollUp 関数を呼び出して、仮想領域を上方向にスクロールします。
この関数の内部実装は以下の通りです。
/*protected virtual */Bool SFYContainer::HandleScrollUpKey(Void) { return ScrollUp(); }// SFYContainer::HandleScrollUpKey //
[ protected, virtual ] Bool HandleSnapDownKey(Void);
この関数は、SFYContainer::SetSnapDownKey 関数で設定した SnapDown キーの SFEVT_KEY イベント (キーイベント[SFEVT_KEY])を受信したときに呼び出されます。
開発者は、独自の処理のためにこの関数をオーバーライドできます。
デフォルトの実装では、SFYContainer::SnapDown 関数を呼び出して、仮想領域の下端までスクロールします。
この関数の内部実装は以下の通りです。
/*protected virtual */Bool SFYContainer::HandleSnapDownKey(Void) { return SnapDown(); }// SFYContainer::HandleSnapDownKey //
[ protected, virtual ] Bool HandleSnapUpKey(Void);
この関数は、SFYContainer::SetSnapUpKey 関数で設定した SnapUp キーの SFEVT_KEY イベント (キーイベント[SFEVT_KEY])を受信したときに呼び出されます。
開発者は、独自の処理のためにこの関数をオーバーライドできます。
デフォルトの実装では、SFYContainer::SnapUp 関数を呼び出して、仮想領域の上端までスクロールします。
この関数の内部実装は以下の通りです。
/*protected virtual */Bool SFYContainer::HandleSnapUpKey(Void) { return SnapUp(); }// SFYContainer::HandleSnapUpKey //
[ public ] Bool PageDown(Void);
false。
この関数は、仮想領域を下方向に 1 ページ分スクロールします。。
この関数は、SFYContainer::HandlePageDownKey 関数から呼び出されます。
開発者は、独自の処理のためにこの関数をオーバーライドできます。
デフォルトの実装は、false の戻り値を返す以外に何もしません。
[ public ] Bool PageUp(Void);
false。
この関数は、仮想領域を上方向に 1 ページ分スクロールします。
この関数は、SFYContainer::HandlePageUpKey 関数から呼び出されます。
開発者は、独自の処理のためにこの関数をオーバーライドできます。
デフォルトの実装は、false の戻り値を返す以外に何もしません。
[ public ] Bool ScrollDown(Void);
この関数は、仮想領域を下方向にスクロールします。
この関数は、SFYContainer::HandleScrollDownKey 関数から呼び出されます。
開発者は、独自の処理のためにこの関数をオーバーライドできます。
デフォルトの実装は、以下の仕様で仮想領域を下方向にスクロールします。
[ public ] Bool ScrollUp(Void);
この関数は、仮想領域を上方向にスクロールします。
この関数は、SFYContainer::HandleScrollUpKey 関数から呼び出されます。
開発者は、独自の処理のためにこの関数をオーバーライドできます。
デフォルトの実装は、以下の仕様で仮想領域を上方向にスクロールします。
この関数は、 仮想領域を下方向に 1 ページ分スクロールする PageDown キーを設定します。
この関数で設定されたキーの SFEVT_KEY イベントが発生すると、 SFYContainer::HandlePageDownKey 関数が実行されます。
デフォルト値: AVK_TXPGDOWN
この関数は、 仮想領域を上方向に 1 ページ分スクロールする PageUp キーを設定します。
この関数で設定されたキーの SFEVT_KEY イベントが発生すると、 SFYContainer::HandlePageUpKey 関数が実行されます。
デフォルト値: AVK_TXPGUP
この関数は、 仮想領域を下方向にスクロールステップ分スクロールする ScrollDown キーを設定します。
この関数で設定されたキーの SFEVT_KEY イベントが発生すると、 SFYContainer::HandleScrollDownKey 関数が実行されます。
デフォルト値: AVK_DOWN
SFYContainer::HandleScrollDownKey | SFYContainer::GetScrollDownKey | SFYContainer::SetScrollStep | AVKType
この関数は、連続スクロールフラグを設定します。
連続スクロールフラグが true に設定されていると、 最上部または最下部にフォーカスがあるときに、さらに移動させようとすると それぞれ最下部または最上部にジャンプします。
この関数は、 SFYContainer::ScrollUp / SFYContainer::ScrollUp 関数でスクロールするステップを設定します。[単位 : ピクセル]
デフォルト値: DEFAULT_STEP ピクセル(20 ピクセル)
この関数は、 仮想領域を上方向にスクロールステップ分スクロールする ScrollUp キーを設定します。
この関数で設定されたキーの SFEVT_KEY イベントが発生すると、 SFYContainer::HandleScrollUpKey 関数が実行されます。
デフォルト値: AVK_UP
SFYContainer::HandleScrollUpKey | SFYContainer::GetScrollUpKey | SFYContainer::SetScrollStep | AVKType
この関数は、 仮想領域を下端までスクロールする SnapDown キーを設定します。
この関数で設定されたキーの SFEVT_KEY イベントが発生すると、 SFYContainer::HandleSnapDownKey 関数が実行されます。
デフォルト値: AVK_TXEND
この関数は、 仮想領域を上端までスクロールする SnapUp キーを設定します。
この関数で設定されたキーの SFEVT_KEY イベントが発生すると、 SFYContainer::HandleSnapUpKey 関数が実行されます。
デフォルト値: AVK_TXHOME
[ public ] Bool SnapDown(Void);
false。
この関数は、仮想領域を下端までスクロールします。
この関数は、SFYContainer::HandleSnapDownKey 関数から呼び出されます。
開発者は、独自の処理のためにこの関数をオーバーライドできます。
デフォルトの実装は、false の戻り値を返す以外に何もしません。
[ public ] Bool SnapUp(Void);
false。
この関数は、仮想領域を上端までスクロールします。
この関数は、SFYContainer::HandleSnapUpKey 関数から呼び出されます。
開発者は、独自の処理のためにこの関数をオーバーライドできます。
デフォルトの実装は、false の戻り値を返す以外に何もしません。
enum CodeEnum { CODE_TYPE = four_char_code('.', 'n', 't', 'n') }; SFMTYPEDEFTYPE(CodeEnum)
enum DefaultEnum { DEFAULT_STEP = 20 // デフォルトのスクロールステップ(単位 : ピクセル) }; SFMTYPEDEFTYPE(DefaultEnum)
Copyright(c) 2002 - 2024 Sophia Cradle Incorporated All Rights Reserved. |