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BREW 関数電卓 "psec"

3. 簡単な計算を行う

BREW 関数電卓 "psec" には複数の計算モードがあります。

3.1. アプリの起動の仕方

  1. 携帯電話の「アプリ」キーを押します。
  2. カーソル キーを移動させて、アプリの一覧から「psec」を選択します。

BREW 関数電卓 "psec"起動後の画面です。

画面

3.2. アプリの終了の仕方

仮想キーボードの「OFF」キー (「電源」キー) 、またはソフト キーの「終了」キーを押します。

3.3. 簡単な計算 1 (四則演算)

「実数モード」に設定します。

アプリ起動して、仮想キーボードの「Dec」キー( 携帯電話の「2」キー )を押します。

※ 計算モードの詳細:5 章

ソフト キーの「新規」キー、または「選択」キーを押すと、数式編集状態になります。

画面

以下の操作でが計算できます。

  1. 「1」キー (携帯電話の「1」キー) を押します。
  2. 「OPE」キー (携帯電話の「#」キー) を押します。
  3. 「-」キー (携帯電話の「8」キー) を押します。
  4. 「2」キー (携帯電話の「2」キー) を押します。
  5. 「OPE」キー (携帯電話の「#」キー) を押します。
  6. 「*」キー (携帯電話の「4」キー) を押します。
  7. 「3」キー (携帯電話の「3」キー) を押します。
  8. ソフト キーの「=」キーまたは「選択」キーを押します。

計算結果表示部にが表示されます。

画面

途中で 2 度、「OPE」キー (携帯電話の「#」キー) を押しました。「OPE」キーは仮想キーボードを切り替えるキーです。

「SFT」キー (携帯電話の「*」キー) も仮想キーボードを切り替えるキーです。

遷移図

小数点を入力するには「SFT」キー (携帯電話の「*」キー) を押して「.」キー (携帯電話の「0」キー) 、+ を入力するには「OPE」キー (携帯電話の「#」キー) を押して「+」キー (携帯電話の「2」キー) を押します。

「(」、「)」も同様です。

「SFT」キーや「OPE」キーで、仮想キーボードのキーの役割が変化します。

上の計算で、「*」を間違えて「mod」と入力したとき、数式編集部に「1 - 2 mod 3」が表示されます。

このとき、「RTN」キー (携帯電話の 「クリア」キー) を何度か押して、仮想キーボードを「DEL」キーが表示されている状態にします。

「上下左右移動」キーを使って、「mod」までカーソルを移動して、「mod」が点滅している状態にします。

その状態で「DEL」キー (携帯電話の 「クリア」キー) を押します。(「mod」が削除されます。)

「OPE」キー→「*」キーと順に押します。

するとカーソル位置に「*」が挿入されて、訂正が完了です。

3.4. 簡単な計算 2 (定数を用いた計算)

次は半径 3.5 の円周を計算します。

円周率 π は、「SFT」キーを押した時に現れる仮想キーの「pi」です。

  1. 「2」キー (携帯電話の「2」キー) を押します。
  2. 「OPE」キー (携帯電話の「#」キー) を押します。
  3. 「*」キー (携帯電話の「4」 キー) を押します。
  4. 「SFT」キー (携帯電話の「*」キー) を押します。
  5. 「pi」キー (携帯電話の「1」キー) を押します。
  6. 「OPE」キー (携帯電話の「#」キー) を押します。
  7. 「*」キー (携帯電話の「4」キー) を押します。
  8. 「3」キー (携帯電話の「3」キー) を押します。
  9. 「SFT」キー (携帯電話の「*」キー) を押します。
  10. 「.」キー (携帯電話の「0」キー) を押します。
  11. 「5」キー (携帯電話の「5」キー) を押します。
  12. ソフト キーの「=」または「選択」キーを押します。

最終的な画面です。

画面

数学では、を、 記号を省略して と記述します。 psec でも 記号は省略できます。

試しに、次のように入力してください。

  1. 「2」キー (携帯電話の「2」キー) を押します。
  2. 「SFT」キー (携帯電話の「*」キー) を押します。
  3. 「pi」キー (携帯電話の「1」キー) を押します。
  4. 「SFT」キー (携帯電話の「7」キー) を押します。
  5. 「(」キー (携帯電話の「7」キー) を押します。
  6. 「3」キー (携帯電話の「3」キー) を押します。
  7. 「OPE」キー (携帯電話の「#」キー) を押します。
  8. 「+」キー (携帯電話の「2」キー) を押します。
  9. 「4」キー (携帯電話の「4」キー) を押します。
  10. ソフト キーの「=」または「選択」キーを押します。

「(」を入力した時点で「)」が自動的に入力されます。

最終的な画面です。

画面

を省略すると、演算時に掛け算の方が割り算より優先度が高くなります。という式は、 と解釈されます。

3.5. 簡単な計算 3 (単位を用いた計算)

psec では、p (ピコ)、T (テラ) などの単位を扱えます。単位入力用の仮想キーボードは、数字キーが表示されている状態で、「SFT」キー (携帯電話の「*」キー) → 「UNT」キー (携帯電話の「*」キー) と順に押すと現れます。

画面

仮想キーボードの各キーの意味は次の通りです。

仮想キー 意味 携帯電話のキー
RTN 数字入力キーボードに戻ります。 クリア
OFF psec を終了します。 電源
T T (テラ : 1012) を表します。 1
G G (ギガ : 109) を表します。 2
M M (メガ : 106) を表します。 3
K k (キロ : 103) を表します。 4
m m (ミリ : 10-3) を表します。 5
u μ (マイクロ : 10-6) を表します。 6
n n (ナノ : 10-9) を表します。 7
p p (ピコ : 10-12) を表します。 8
f f (フェムト : 10-15) を表します。 9
EXP 指数表現で入力するために使用します。例 : 1.3E+30 0
OPE 演算子入力キーボードに切り替えます。 #

単位は定数と同様に扱われます。と解釈されます。

を計算します。

  1. 「2」キー (携帯電話の「2」キー) を押します。
  2. 「SFT」キー (携帯電話の「*」キー) を押します。
  3. 「UNT」キー (携帯電話の「*」キー) を押します。
  4. 「G」キー (携帯電話の「2」キー) を押します。
  5. 「OPE」キー (携帯電話の「#」キー) を押します。
  6. 「*」キー (携帯電話の「4」キー) を押します。
  7. 「4」キー (携帯電話の「4」キー) を押します。
  8. 「SFT」キー (携帯電話の「*」キー) を押します。
  9. 「.」キー (携帯電話の「0」キー) を押します。
  10. 「2」キー (携帯電話の「2」キー) を押します。
  11. 「SFT」キー (携帯電話の「*」キー) を押します。
  12. 「UNT」キー (携帯電話の「*」キー) を押します。
  13. 「u」キー (携帯電話の「6」キー) を押します。
  14. ソフト キーの「=」または「選択」キーを押します。

最終的な画面です。

画面