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BREW 関数電卓 "psec"

4. 関数

4.1. 関数と仮想キーボードとの対応

OPE キーや FNC キーを押して、目的の関数入力用の仮想キーボードに切り替えます。

各仮想キーボードと関数の対応関係です。

各仮想キーボードと関数の対応関係

4.2. 関数の機能詳細

psec で使用できる関数の表です。

xy は実数を、nr は整数を表します。

・演算子

名前 意味
入力 結果
x! (表示は「!」です) x の階乗を求めます。
2 つ続けて入力した場合は
二重階乗の意味になります。
二重階乗の場合、x は 0 以上の
整数でなければなりません。
また、「-12!」と入力した場合は、
「-(12!)」と解釈します。
3.5! 11.631728396568
6!! 48
x^y (表示は「^」です) xy を求めます。 2^10 1024
nPr 順列 nPr を計算します。
0 ≤ rn でなければなりません。
7nPr3 210
nCr 組み合わせ nCr を計算します。
0 ≤ rn でなければなりません。
7nCr3 35

・普通の関数

名前 意味
入力 結果
abs(x) |x| を求めます。 abs(-3.5) 3.5
cbrt(x) x の 3 乗根を求めます。 8 2
fix(x) x の整数部分を求めます。
ただし x < 0 の場合、
x
よりも大きな整数になります。
fix(3.5) 3
fix(-3.5) -3
frac(x) x の小数部分を求めます。
ただし x < 0 の場合、|x| の小数部分に
- 符号をつけたものになります。
frac(3.2) 0.2
frac(-3.2) -0.2
int(x) x の整数部分を求めます。
ただし x < 0 の場合、
x よりも小さな整数になります。
int(3.5) 3
int(-3.5) -4
sqrt(x) x の平方根を求めます。
x
≥ 0 でなければなりません。
sqrt(36) 6

・普通の関数

名前 意味
入力 結果
exp(x) ex を求めます。 exp(-1) 0.3678794411714
ln(x) logex を求めます。x > 0 でなければなりません。 ln(10) 2.3025850929941
log(x) log10x を求めます。x > 0 でなければなりません。 log(10) 1
pow(x, y) xy を求めます。pow(2, 10) 1024

・三角関数 / 逆三角関数 / 双曲線関数 / 逆双曲線関数

三角関数 (sin、cos、tan) は、計算を開始する前に選択した角度モード (Deg、Rad、Gra) に応じて、引数の値を解釈します。

例えば「sin(30)」は、 Deg では「sin(30°)」の意味に解釈され、Rad では「sin(30 rad)」の意味に解釈されます。

定義域は数学の定義と同じです。

名前 意味
acos(x) cos-1(x) を求めます。
acosh(x) cosh-1(x) を求めます。
asin(x) sin-1(x) を求めます。
asinh(x) sinh-1(x) を求めます。
atan(x) tan-1(x) を求めます。
atanh(x) tanh-1(x) を求めます。
cos(x) cos(x) を求めます。
cosh(x) cosh(x) を求めます。
sin(x) sin(x) を求めます。
sinh(x) sinh(x) を求めます。
tan(x) tan(x) を求めます。
tanh(x) tanh(x) を求めます。

・特殊関数

※ 定義域は数学の定義と同じです。

名前 意味
入力 結果
gamma(x) を求めます。 gamma(3) 2
jn(n, x) n 次の第 1 種ベッセル関数 Jn(x) を求めます。 jn(3, 2.5) 0.2166003910391
yn(n, x) n 次の第 2 種ベッセル関数 Yn(x) を求めます。 yn(3, 2.5) -0.756055496754