BREW とは
BREWとは、異なる種類の携帯電話でも同一のアプリを使える共通プラットフォームです。
- CDMA 方式を開発した米国 クアルコム社が 2001 年 1 月に発表
- 日本では現在 KDDI が 2003 年 2 月にサービス提供開始
- BREW 搭載の携帯電話ならどの機種でも同じアプリが利用可能
- C/C++ 言語によるアプリ開発
- 25 ヶ国以上、60 以上の携帯電話機メーカー、60 以上の通信事業者が採用 ( 2009 年 3 月 現在 )
- Brew Mobile Platform ( Brew MP ) を 米国 クアルコム社が 2010 年 1 月に発表
BREW とは ( 詳細編 ) / BREW デモ / BREW TODAY (QUALCOMM)
BREW の特長
「高速」
アプリを起動するのに Java では 10 数秒かかるのに対し、BREW ならばわずか 1 秒しかかかりません。
「軽量」
BREW は少ないメモリで動きます。これは、メモリの制約の厳しい携帯電話になくてはならない要素です。
「拡張可能」
サードパーティが BREW そのものをエクステンションとして機能拡張できます。
なぜ BREW ・・・ ?
カメラ。ムービーメール。位置情報。ラジオ。テレビ。今や携帯電話は単なるコミュニケーションツールではありません。
多機能化に伴い、各携帯関連企業は独自の専門分野に特化する必要に迫られています。
ハードウエアは端末製造会社、アプリはソフトウェア開発会社、というように、それぞれの機能をそれぞれの「専門家」が開発する傾向にあります。
今後、携帯電話はさらに改善され、利用者はより安価で使いやすい携帯電話を手にするようになります。
それを可能にするのが携帯電話アプリ向けプラットフォーム BREW なのです。
収穫逓増アプリは BREW !
BREW アプリを作れば、あとは課金方法を自由に設定して、世界マーケットにネット配信するのみ。
しかも、一度作ったアプリは BREW 搭載機種ならどの端末でも利用可能です。
さあ、あなたも BREW でアプリを開発してみませんか?
BREW に関する書籍
- BREWに携わるすべての方に。
著者 平野正喜
出版社 株式会社インプレス
定価 2,310円(本体価格2,200円+税)
ISBN コード 4-8443-1938-8
BREW 誕生の背景、BREW とは一体何なのか、将来 BREW はどのような方向に向かっていくのか、 など BREW の本質を知りたい方にお薦めの書籍です。