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BREW HelloWorld アプレット 〜 SophiaFramework UNIVERSE の使い方 〜

はじめに

HelloWorld アプレットを作成します。 これにより SophiaFramework UNIVERSE の基本的な使い方が理解できます。

※ソースコードは SophiaFramework UNIVERSE 無料評価版に付属しています。

SFY / SFC アプレット

GUI フレームワークを使うアプレットは、 アプリケーションクラスが SFYApplication クラスを継承するので SFY アプレットと呼びます。 一方、GUI フレームワークを使わないアプレットは、アプリケーションクラスが SFCApplication クラスを継承するので SFC アプレットと呼びます。

※旧 GUI フレームワークを使うアプレットは、 アプリケーションクラスが SFRApplication クラスを継承するので SFR アプレットと呼びますが、 SFRApplication クラスは SophiaFramework UNIVERSE 6.0 で廃止予定ですので、SFR アプレットは非推奨扱いです。 SFY アプレットとして実装するようにしてください。

Hello World アプレット チュートリアル概要

Hello World

テーマ:文字列 "HellWorld" を携帯電話の画面に表示する。

所要時間:60 分

前提:

目的:SophiaFramework UNIVERSE の世界を体験してみる!

内容(SophiaFramework UNIVERSE リファレンス):

  1. 開発環境のインストール
  2. プロジェクトの作成
  3. BID / MIF ファイルの作成
  4. シミュレータ上での動作確認
  5. 実機上での動作確認
  6. SFY アプレット( GUI フレームワークを使うアプレット)
  7. SFC アプレット ( GUI フレームワークを使わないアプレット)

※トラブルシューティング

サンプルアプリコンパイル時にインクルードエラー等が発生する場合

サンプルアプリをはじめとした SophiaFramework UNIVERSE で作られたアプリのコンパイル時に、インクルードファイルが発見できない等の fatal error が発生し、コンパイルできない事があります。

これはVisual Studio に、インクルードファイルやライブラリのパスが正しく設定されていない事が原因です。SophiaFramework UNIVERSE のインストーラが Visual Studio を認識していない、もしくは、何らかの理由でインストールが不完全だった場合に発生します。

対処法

1. Microsoft Visual C++ 6.0 の Service Pack 6 適用( VC++ 6.0 のみ)

Microsoft Visual C++ 6.0 の場合、Service Pack 6 を適用しなければ、SophiaFramework UNIVERSE アプレットを BREW シミュレータ用に正常にビルドできません。

Service Pack 6 の入手先 : Visual C++ 6.0、および Visual SourceSafe 6.0d を対象とする Service Pack 6

2. インクルード ファイルの確認

[ツール (メニュー)]→[オプション (メニュー)]→[ディレクトリ (タブ)]→[表示するディレクトリ] の項目で [インクルード ファイル] 項目を選択すると下のリストにいくつかの項目が表示されます。

そのなかに下記の項目が設定されているか確認します。

設定されていない場合は、リストの空き部分をクリックし、パスを手動で追加します。

※事前に環境変数 BREWDIR / SFHOME に BREW SDK / SophiaFramework UNIVERSE のインストール先フォルダが正しく設定されているか確認してください。   

3. ライブラリ ファイルの確認

[ライブラリ ファイル] 項目を選択すると同様にいくつかの項目が表示されます。

そのなかに下記の項目が設定されているか確認します。

設定されていない場合は、リストの空き部分をクリックし、利用している開発環境に応じたパスを手動で追加します。


 詳細情報 ( SophiaFramework UNIVERSE リファレンス ):