ホーム > President Blog : Sophia Cradle Incorporated

Sophia Cradle IncorporatedPresident Blog : 2005年12月18日

2005 年 12 月 18 日 : 蘇生

最近、"IT'S A WONDERFUL WORLD : MR. CHILDREN"に収録されている"蘇生"をよく聴く。

二車線の国道をまたぐように架かる虹を
自分のものにしようとして
カメラ向けた

光っていて大きくて
透けてる三色の虹に
ピントが上手く合わずに
やがて虹は消えた

胸を揺さぶる憧れや理想は
やっと手にした瞬間に その姿消すんだ

でも何度でも 何度でも
僕は生まれ変わって行く
そしていつか君と見た夢の続きを
  ・・・・・・・・・
何度でも 何度でも
僕は生まれ変わって行ける
そうだ まだやりかけの未来がある
(Lyric by 桜井和寿 2002)

この部分に妙にシンクロしてしまう。

ソフトウェア製品を研究開発し販売する事業を展開しているのだけれども、ソフトウェアというのは蘇生の繰り返しとも言える。ハイセンス、ハイクオリティを求めて、これまでに幾度となく製品を蘇生させてきた。

2005 年も例に漏れずそんな 1 年だった。

ほとんどの仕事は、現在ではなく 2006 年以降の未来への"夢"と"希望"を託した、過去のソフトウェアの蘇生そのものだった。

創業以来、製品は 3 回、ホームページは 5 回も繰り返し蘇生している。

ひとつだけ確かに言えるのは、蘇生の度にハイセンス或いはハイクオリティの方向に向かって飛躍している実感である。

続きを読む "蘇生" »

2005 年 12 月 18 日 : ロングヒット

今から 2 年ほど前に、「BREWプログラミング」というページを創った。それからずっと、内容に変化はない。たった 1 ページのコンテンツなのだけれども、コンテンツをアップしてから毎月アクセス数は 2 年の時を経て今もなお増え続けその輝きを失っていない。

いわゆるロングヒットである。

Google にて、"BREW"と"プログラミング"で検索すると、いつも 1 位と 2 位にランキングされている。多くのお客様は Google 経由で訪れるのであろうが、ある意味においてこれはネットビジネスの妙味ではないだろうか。

僕たちにとっては過去の出来事に過ぎないんだけれども、それに価値を見出してくれる人はネットの空間に数え切れないくらい存在しているのだ。見知らぬ世界で、僕たちのコンテンツがオートマティックに人びとの価値創造に貢献していると言えるなら喜ばしいことである。

最近では、いつまでアクセス数が増え続けるのかということに関心を抱くと同時に、そんなページを創れるかどうかがネットの世界で生き残るための一種の秘訣ではないかと確信するようになった。

ソフィア・クレイドルのサイトで、「BREWプログラミング」以外にもアクセス数が伸ばしているページは多数ある。

それらのページに共通したポイントとは何なのか?

コンテンツそのものに価値があるというのは当然として、果てしなくひろがるネット空間において世界で初めてその情報を開示することが最も重要なポイントではないだろうか。

このようなアプローチを採る企業は稀な存在であるからこそ、その分野で一歩リードできるのだと信じて進んでゆきたい。