2005 年 09 月 17 日 : Think different
世に生を受けたその瞬間はみな同じようである。けれども、なぜ時の流れと共に加速するように差が開いていくのだろうか。ずっとそんな疑問をもっていた。
自分なりに考えたひとつの答えは、米国アップルコンピュータ社でも有名な "think different"という"人とは一味違った思考と行動のパターン"である。
一時に異なった視点からものごとを捉えること、ビジネスであれば”お客様と自分”という両方の座標軸で眺めて行動するような感覚である。これで大雑把ではあるけれど、人よりも2倍のパフォーマンスを発揮できるのである。
こんな姿勢も10回連続すれば、
2×2×・・・×2=1024
ということになり算術的にも圧倒的な差というものの説明が付く。
何の心配もない安定した境遇に置かれると、人は持てる100%の能力を発揮しなくなる。50%くらいの稼働率で無為に過ごしている人もいるかもしれない。
逆の意味で"0.5"という数字を10回かけるとどうなるか。掛ければかけるほどその値は限りなくゼロに収束してゆく。