2006 年 01 月 24 日 : Web 2.0 & Database ?
たまたまネットサーフィンしていたら、
"Web 2.0 の時代ではデータベースが重要だ"
という至極当然なことが書かれていた。
コンピューターが情報システムと呼ばれることになった 1960 年代から今日に至るまで、コンピューターシステムにおいて、データベースはずっと変わることなく根幹を成すものである。
だからデータベースのハイテクベンチャー、米国オラクル社は急成長を遂げた。
むしろ大切な発想は、もっと掘り下げて洞察し、データベースという概念をどのように位置付けるかだろう。
人の心に触れる出来事は、人それぞれの視点や感性によって天と地ほどの開きが生まれる。
それは、同じ出来事でも、あるフィルターを通すことで全く異なる新たな価値が生まれるということを意味する。
世界中でネットが広く普及し、以前にも増してさまざまな人々が利用するネット社会では、データに対する解釈やさまざまデータの組み合わせの中に偉大な価値を見出せるようになるだろう。
それこそが新しい Web システムにおけるデータベースのエッセンスだと思う。