2006 年 04 月 15 日 : Resonance
インターネットの時代で、最も心せねばならないのはスピード感ではないだろうか。
アインシュタインの特殊相対性理論によれば、物体は光のスピードを超えることができないと言う。
物理学での物体には質量が伴うが、人の意識や感情にはそれに相当するものが無い。
だからひょっとすると、そこには超光速の SF 的な世界がひろがっているのかもしれない。
インターネットビジネスの例ではこんな感じだ。
ネットの世界では、場所を異にする複数の人々が、同時にある情報を見て感じ思考し判断する。
その瞬間起こる興味深いことは、物理的に離れた人と人が共感するという現象である。
インターネットは、世界中遠くに離れた人々の意識が、光速を超えて共鳴し得るという事実を示唆しているように思える。
新しい時代では光速を超えたスピードで世界が変わるのかもしれない。
それだけにネットにおける情報発信の意義は高まるだろう。