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2006 年 01 月 08 日 : First impression

初めて観たり、聴いたり、触れたり、味わったり・・・。

そんな時、人が本能的に悟る "first impression" ほど大切にすべきものはないと思っている。

なぜなら、生き物としての本能は「何が本物で何が偽物か?」を正しく判断する才能だから。

それでは、人が "first impression" で悟るものとは何か?

テレパシーというか・・・。

なんとなく人々は心と心に絆があって繋がっているような気がする。

見えない絆によって、何かに初めて触れた瞬間、それが創られた時のオモイ("思い、思考"と"想い")を、心は素直に感じ取る。

生活のための割り切って働いた結果生まれるモノ、夢と希望を持ち自分の限界のチャレンジした結果生まれるモノ、・・・

モノには生まれることになった背景が必ずある。

そこにあるオモイ(思い/想い)は隠しようがない。

モノを見た瞬間、人の心はそれを敏感に悟る。

機能は全く同じなのに、売れるものもあれば、売れないものもある。

その差はどこから生まれるのか?

それは、何かを創造する時、夢と希望に満ちた、無限の可能性を秘めたオモイをどれくらい注ぎ込んだかで運命付けられるだろう。

陽水の「カナディアン アコーデオン」という詞に、

 "無数に舞い散る粉雪が風を形にして見せる"

という美しいフレーズがあるけど、人によって創られたものはそんな風にその人の"思い"を形にしたものなんだと思う。