2006 年 06 月 16 日 : Revolution
デジタルな情報はコピーしても劣化しない。
それ以上でもそれ以下でもない。
概念的には、デジタルなものは数字に置き換えても良いわけで、○なのか×なのか客観的な評価が下される対象でもある。
だからこそ心して掛からねばならないことがあると思う。
それは、世界中がネット接続され、デジタルな情報を光速のスピードで取得できる環境下では、同じようなものならば最も優れたものがひとつだけあれば充分かもしれないという事実である。
インターネットが普及する以前は、ベストと言えなくてもそこそこ良ければ何とかなっていた。
けれどもインターネットが急速に発展した今では、極端な話ではあるが、最も優れたものにだけレゾンデートルを見出す時代へと移り変わりつつある。
安易なモノならば、瞬時に自然淘汰されるという厳しい一面があるものの、裏を返せば、妥協を許さぬ究極に秀でたるオンリーワンにしてナンバーワンなものであれば、一気に世界を席巻し時代を変革する可能性もゼロではない。
ほんの僅かかもしれないが、そんなところに無限の可能性を感じとれる。