2006 年 03 月 27 日 : Enthusiast
昨年末リニューアルしたばかりだけど、今年も装いを一新するサイト企画をそろそろ始めるつもりだ。
「どんなサイトを創ればいいのかな〜?」
とスタッフに訊くと、必ずと言って良いほど返ってくる回答は
「分かりやすいのがいいじゃないですか〜?」
という類のものだ。
実は僕が密かに期待する答は、
「訪れた瞬間、自ずと魅了され虜になってしまうほどの鮮烈なサイトがいいネ!」
だったりする。
ようするに、ソフィア・クレイドルの熱狂的なファンが生まれるサイトにしたい。
星の数ほどIT企業が破綻する中にあって、何故アップルコンピューター社は幾多の経営危機を乗り越えていまもなお健在のなのか?
明らかに、信者と言ってもよいほどの熱狂的なアップルのファンがいたからである。それなくして、今日のアップルコンピューター社は有り得ない。
それでは熱狂的な信者はどのようにして生まれるのであろうか?
「分かり易さ」だけでは余りにも弱すぎる。
喜怒哀楽、人の感情や感性に深く根ざしたものでなければならないと思う。
その際、成功に繋がる手掛かりは、サイトを"訪れる前"と"訪れた後"で人の感情がどのように移ろいゆくのかという「心のシミュレーション」にあると考えている。
今年はもう一歩掘り下げて情感を込めたサイト創りに全力を注ぎたい。
* enthusiast : someone who is very interested in a particular activity or subject