2005 年 11 月 12 日 : Give × Give × ・・・ ⇒ Take
創業以来、携帯ソフト開発に関する世界唯一のノウハウ、ツール、ソースコードをネット経由で無償提供してきた。近日中に、これまで以上に高度な携帯ソフト開発に関する情報を無償提供すべくその準備に余念がない。
全ての製品は世界で初めて開発された類のソフトテクノロジーである。新しいマーケットを切り拓くのは思いの外険しい道を前へと進むようなものである。
単に努力してマーケティングしたという理由だけで売れるのは稀なケースだろう。広く世界に受け入れられるには、深く掘り下げた洞察と思考のプロセスは絶対に外せない。
新しい世界を創造するハイテクベンチャーというものはそれなくしてあり得ないと思う。誰もが実践しようとはしない練られた戦略と戦術に基づく行動が必要不可欠だ。
そのひとつが他では得難い有益なノウハウ、ツール、ソースコードを惜しみなく無償提供するというアプローチ。製品価格を軽く超えるメリットを享受したと感じられるようにするのが最大の狙い。
無償提供されたものによって、製品価格を上回る価値を得られたなら既に元を取っている。だから仮に最悪の事態が生じても製品を購入しても何ら損はしないはずである。況して有料の製品だからもっと得するのではと期待するかもしれない。
そんな風にしてハイテクベンチャーの険しき道を切り拓いてきた。インターネット無くしては実現不可能なビジネスモデルである。