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2005 年 11 月 17 日 : 事業概要

1999 年 2 月 22 日、ネット接続可能な i モード携帯電話が世界に先駆けて NTTDoCoMo から発表されました。それをきっかけに、Java、カメラ、GPS、QVGA など様々な機能が携帯電話に標準搭載されるようになりました。

最近では、FeliCa、地上デジタル放送、オーディオデジタルプレイヤーなどの機能も新たに加わりました。日本を発信源とした、3G 携帯普及に伴う無線通信のブロードバンド化によって、人びとのモバイル生活シーンも大きな変貌を遂げています。

携帯電話に対する人びとのニーズは高まり、Java や C++ といった開発生産性に優れたオブジェクト指向プログラミング言語によるソフトウェア開発も始まっています。

目下、携帯電話は手のひらに載るパソコンとしての位置付けで進化の途上にあります。パソコンを凌ぐ勢いで、携帯電話をターゲットとしたソフトウェアのマーケットが急成長しています。

現在も増え続ける世界人口は 64 億人とも言われます。世界のあらゆる人が携帯電話を持つ時代をイメージしてみてください。マーケットポテンシャルはソフトウェア業界において過去に例を見ないほど大規模です。

しかし、携帯電話向けソフトウェアを取り巻く環境には、サイズ制約、増え続ける開発コスト、短納期化などの厄介な問題が数多く存在します。

携帯電話の高機能化に伴う開発コスト増大は最も重大な問題です。例えば、2000 年に販売されていた 2.5G 携帯電話の内蔵ソフトウェアのサイズは数十万ステップでしたが、 FOMA などの 3G 携帯電話では数百万ステップ規模です。

この問題に対する解決策が、メーカー、機種を問わず、あらゆる携帯電話のソフトウェアに普遍的に利用できる“共通プラットフォーム”です。

ソフィア・クレイドルは、その“共通プラットフォーム”としてプログラム圧縮ツール、ユーザーインターフェイス、C++ クラスライブラリを研究開発しマーケティングする会社です。