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2005 年 12 月 29 日 : ひろがりゆく次元の視界

人々はどれくらい先の未来を眺めて生きているのだろうか。

時々、そんな素朴な疑問が生じる。高所恐怖症でもない限り、超高層ビルの展望台からの都会の夜景などの眺めは絶景だ。多くの人は高い所を目指している。

高ければ高いほど遠くまで見渡せる。けれども、同じ発想を時間軸上で展開して人生を生きる人は少数派なのではないだろうか?

数百年、数千年先の遥か彼方にまでひろがりゆく立体的な四次元の空間をイメージすると、目前に迫る現実の風景も全然違って見えてくるから不思議だ。

案外、詰まらないことに足を掬われて貴重な時間を無駄にしていたりする。たまには高い所から眺めるようにして遥か先の未来の風景を思い浮かべてみる。

きっとそんな時、独創的なアイデアは閃くだろう。