2006 年 01 月 15 日 : エコロジカルな発想
エコロジーがトレンドの 21 世紀。
そんな時代だからこそ、大切な発想は小さいけれど驚くほど速いというソフトウェアの実現である。
ポケットに入れて持ち運びできる、携帯端末向けソフトウェアのインフラに関する研究開発。
これがいま最も力を入れて営んでいる事業。
携帯端末に組込まれたハードウェア資源は、パソコンと比べれば桁違いに制約条件が厳しい。
けれども、そんなにも厳しい世界だからこそ、かえってある意味でオーソドックスながらも新しい発見がある。
それは何かといえば、パソコンも携帯端末も、ジョン・フォン・ノイマンという人物が発明したコンピューターの基本原理に従って動いているという事実である。
ソフィア・クレイドルで研究開発しているソフトウェア技術は、パソコンにも適用できる代物なのだ。
近い将来、ソフィア・クレイドルのソフトウェア技術を使えば、旧式パソコンでも最新式のパソコンと同じ速度で利用できる日がやって来るだろう。
ハードウェアの分野では、我先にと皆が競うようにして省スペースや高速化に関する研究に熱心に励んでいる。
しかしソフトウェアの分野では、如何にして小さく速くそして美しくプログラミングすれば良いかと徹底的に追究する者はほとんどいない。
事実上競争という概念が無いに等しい。
自ずと世界 No.1 なのだ。
ベンチャービジネスのチャンスはそんなところに潜んでいるのではないだろうか。