2007 年 01 月 17 日 : 量りしれない価値
モノやサービスを創って販売する、というのがベンチャービジネスの基本だと思うのだけど、この基本を学べる場は意外と少ない。
あるいは、このことをあまり重要と思わないだけかもしれない。
ベンチャーのモノやサービスには、独自性というものが要求される。
そういう創造力を養う教育はどれくらいなされているのだろう。
販売というものは商学部で学べるのだろうか。
自らモノ、サービスを創って販売した経験のある教授はどれくらいいらっしゃるのだろう。
社会にひとりで放り出された場合、モノやサービスを創って販売するというスキルが真っ先に要求される。
生まれながらにして才能に恵まれている人も確かにいるけれど、経験によって学ぶことも可能であり、そういうスキルは人生を切り拓くための大きな推進力になると思う。
ある意味では、学位こそ授与されないものの、その価値は大学で学ぶ専門知識以上に有益に思えることもあるかもしれない。
その価値は何かと問われれば、誰の思惑によらないで、100 % 自分の思うままに未来へ前進できることと言えるだろう。
ベンチャーで働く最大のメリットである。