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2005 年 06 月 15 日 : 世界への挑戦

業績を更に伸ばすために、地方から東京に本拠地を移すベンチャーは多い。ソフィア・クレイドルもそのような事業展開によって短期的に業績を伸ばすことができるかもしれない。けれどもなんとなくではあるが、それをすれば国内レベルのベンチャーで終わりそうな予感がしてならない。

確かにそのアプローチは小金を稼ぐと言う意味においてきっと儲かるビジネスなのだろう。しかしそれはベンチャーを創めた理由でもなければ、そうありたいとも願わない。できれば世界に通用するような姿を目指したい。

実際のところ、お客さまの大半は東京に本社を構えておられるのだが、上京するのは年に一度あるかないかという程度。それもビジネスという訳じゃなく首都圏の流行とか情勢の視察を目的として訪れるのが常だ。

この世に生を受けた限り、果たして自分たちがどこまで通用するのか世界の桧舞台で試してみたいものだ。そのためには最初から世界的な視野でものごとを見つめることが一番の近道のように思える。

国内のITベンチャーとはあまり交流はないのだが、最近、USを始め海外の有力ITベンチャーの人たちと協業の話をインターネットで交わし、具体的にプロジェクトをスタートさせている。一年前であればこんなこともほとんど無かった訳だから、徐々にではあるが世界は近づきつつあるというのが実感だ。

インターネットがあれば、京都からも世界中に英語で情報発信するのは可能だし、Webやメールによるプレゼンテーション次第ではそれだけで海外進出も現実となる時代に差し掛かっていると感じた。またそれだけ価値のある魅力的な事業であれば有能な人材も世界から集まってくる。

ハイテクベンチャーの場合、SONY、HONDA、京セラ、日本電産を始めとしてUSへの進出を切っ掛けに飛躍した企業が多いように思う。ソフィア・クレイドルの経営においても、それが成功に向けて最大のキーになるであろうと考え、JavaやBREWというUSのプラットフォームを基盤にしたベンチャー事業を創めた。