2006 年 04 月 16 日 : Quite something
ベンチャー故に、絞り込んだ領域でソフトウェアに関する研究開発事業を営んでいる。
常に心掛けているのは "something" という雰囲気かもしれない。
何を意味するのかと言えば、さまざまな障壁を乗り越えて生まれた作品が、瞬間的に分かるようなものじゃつまらない・・・という発想である。
何か得体の知れぬもの。
世界を観察していると、ロングセラーと言われるものほどそんなオーラに満ちている。
誰にでも分かり易くプレゼンすべきなのかもしれないけど、"quite something"なものはきっと一筋縄ではいかないのだろう。
何故なら使う人の環境によって、それは生き物のように七変化するからだ。
そんなものがひとつでも創造できれば、心の充足感は計りしれないほどと思う。
だからこそベンチャーをする意義があるのかもしれない。