2005 年 01 月 15 日 : Web marketing IV
購買の理由となる問題や欲求を文章にした時、そこに含まれるキーワードの組み合わせの検索結果で、Google、Yahoo!で上位にランキングされなければならない。
例えば、欲求の文章が「携帯 Java アプリのサイズを圧縮したい」というのであれば、「 Java 」と「圧縮」で検索するだろう。検索結果のページで上位にランキングされた見出しのメッセージでクリックされる。
初めてサイトに辿り着いたお客様をイメージしたページ構成についてまとめよう。
インターネット草創期、トップページから訪問されることを前提に制作されたサイトが多かった。最近では、検索エンジンを経由して初めてサイトに訪問するのが普通だ。
サイト制作はトップページだけでなく、どのページも入り口となり得ると想定すべきである。検索する時のその人の問題や疑問や欲求などのイメージと、遷移した先のページの内容がシンクロすれば良い。
SophiaCompress(Java) のページの場合、携帯 Java アプリが簡単な操作で平均 20 〜 60 %圧縮できることが分かる。
そんな風にしてお客様が訪れるだろうという仮説を立てた。当たっていると、速やかにこのページで答えを見つけたことになる。外れていれば、お客様はブラウザの「戻る」ボタンを押し検索を再開するだろう。
検索結果からサイトへのシームレスの連動は極めて重要だ。大きなギャップがあれば、その先にいくら立派なコンテンツがあったとしてもお客様はそれを目にすることはないだろう。
製品ページでは、右サイドのボタンで、概要から詳細情報、評価版申し込み、購入など、分かりやすくなるように構造的な工夫をしている。
「製品情報」、「サポート」、「デベロッパ」、「プレスルーム」、「会社案内」のメニューを各ページ上部に設けている。会社のあらゆる情報に直ぐにアクセスできるように工夫している。サイトに初めて辿り着いた時、サイトの全体構成を直感的に把握できるように配慮することも重要だ。
追記:
インターネットの良さは、日本国内だけでなく、世界中に情報発信できる点にある。英語ページを用意しておくべきだろう。
今の時代、何が起こるか分からない。世界に向けて情報発信する価値は十分にある。