2005 年 01 月 17 日 : Web marketing VII
Web マーケティングでも、米国のローランド・ホール氏が提唱した AIDMA 理論は有効だ。
消費者がある新製品を購入するまでに、「 Attention(注意)⇒ Interest(関心) ⇒ Desire(欲求)⇒ Memory(記憶)⇒ Action(行動)」という 5 つの段階があるという理論である。頭文字をとって AIDMA と呼んでいる。
ハイテクベンチャーが創る、これまで世の中になかったテクノロジーの場合、採用に至るまでには長い時間がかかる。そのプロセスをスピードアップさせるためにも、AIDMA 理論に基づく、分かりやすいプレゼンは重要だ。整理整頓されたマーケティングプロセスであればコミュニケーションのクオリティが高まる。製品のバージョンアップや次の新製品のヒントへと繋がる。
AIDMA 理論に基づく Web Marketing は次のようになる。
1) Google や Yahoo! で、製品に関連するキーワードの組み合わせの検索で上位にランキングされるように SEO 対策をする。
2) 製品や会社の概要が直感的にに分かるようにする。
3) 詳細情報に簡単に直ぐアクセスできるようにする。
4) 無償評価版を簡単に直ぐ申し込めるようにする。
5) 価格表を掲載し、Web から簡単に直ぐ注文できるようにする。
以上のようなプロセスで Web のマーケティングはなされる。人によって段階は様々だ。それぞれの段階にあわせてページをうまく分けてサイトを構築することが肝要であろう。